心も健康になりました

心も健康になりました

少し変な話ですが、ジョギングを始めたきっかけは禁煙です。

32歳の誕生日、姉と食事をしたのですが、そのときの写真の中の自分は衝撃的でした。くっきりと浮いたほうれい線に、ゆるんだ顎・・・3歳年上の姉より明らかに年上に見える老け顔。そして追い打ちをかけるように、嫌煙家の姉から冷たく一言、「煙草を吸ってるからだよ」と。

仕事のストレス解消のため吸っていた煙草ですが、やはり、肌への負担はすごく大きいようでした。姉より老けて見えるのはさすがに嫌なのと、姉の冷たい一言に、禁煙を決意しました。そして、煙草の代替手段となるストレス解消には何が良いかと思ったとき、「煙草が吸いたくなくなるほど肺が疲れる運動」、つまり、走ることだと思い立ち、悪癖を治すために始めました。

サイトで走り方を学びました

ジョギングは独学で始めました。初心者がジョギングを始めるためのイロハを書いてくれているサイトを検索して、それを参考に始めました。最初の頃はやっぱり、走るときに変な具合に力が入っているのか、関節が痛くなったり、なかなか距離がのびなかったりしましたが、症状や悩みに合わせて丁寧なアドバイスが描いてあるサイトが多く、十分に学べました。

また、続けるためには、まずはシューズを購入しました。ちょっと高かったけれど、三日坊主ではやめられない、良い刺激になったと思います。それから、会社の同僚や、姉にジョギングを始めたことを言って回り、とにかくやめられない状況を自分の周りに意識的に作り上げました。

肌も心もきれいになりました

断然、お肌がきれいになったことです。くっきり浮かんでいたほうれい線が消えて、カサカサしていた肌もこころもち、ピンとはりが出た感じです。

また、外見だけではなく、内面にも変化がありました。ジョギングそのものは一人でやっているのですが、毎日外を走ることで、心が外向きになりました。以前はストレスが多い生活に、鬱気味で、休日は家の中で一人で過ごしていることが多かったのですが、ジョギングを始めてからは、大会に思い切って参加してみたり、ジョギング以外でも、昔の友人の誘いに乗ってみたり、地元の社会人サークルに参加して登山を始めたりと、外に出ようというマインドが強くなりました。

心が元気になれたことは、お肌がきれいになったことよりも、正直嬉しいです。身体が健康になると、心も健康になるというのはよく聞きますが、体を物理的に外へ出すと、心も外へ向くようです。

これからどうしたいか

続けていきたいというのが一番です。大会にでると、シニアの方たちが元気よく、仲よく、凄く素敵な笑顔で走っているのに出会います。その姿を見ると、自分もこんなふうに生きていきたいな、と思います。また、これは野望ですが、いつか、しまなみ海道を走ってみたいです。自転車のメッカと言われてはいますが、もし走ってもいいようであれば、自転車+ジョギングで瀬戸内を走り抜けてみたいです。

ジョギングは、ただ走るだけではなくて、工夫次第では色々な楽しみ方があると思います。山を走るトレランなんかもありますし、スカイランなんて言葉も聞きます。なので、固定観念にとらわれるのではなく、走ることを主軸に据えながら、私らしい楽しみ方を今後、探しながら、走ることの幅を広げてみたいです。

ジョギングを続けるコツ

ジョギングは簡単に始められるし、プロでない限りはスクールに通う必要も特にない手軽で身近なスポーツです。ただ、難しいのは続けることだと思います。

最初の頃は、やっぱり辛いですし、距離も走れず、もどかしさに心が折れそうになります。そんな、ジョギングを続けるための秘訣は、無理をしないことと楽しむことです。特に女性は体調が悪い日が定期的にありますし、そんな日は、走っていてしんどいのならば、歩く、でいいのだと思います。

また、私なんかは写真を撮るのも好きなので、長く走るときは、スマホを片手に風景をみながら、季節を写真にとっています。連続して走ってはいませんが、プロではありませんし、趣味なので、自分の楽しいように走ればよいと考えています。

だけど、走らないでいると、いつの間にかシューズに埃がつもって・・・と言う事になってしまうので、週に○日は走るのだ、と、自分の中で決めておき、その回数だけは、必ず(たとえウォーキングになってしまったとしても、数十分で帰ってきてしまったとしても)、ランニングシューズをはいて外へ出るようにしましょう。そうすれば、いつの間にか足は走って、ジョギングが趣味として続いていると思います。

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