別世界にトリップ出来る読書
小学生3年生のときのこと。担任教師が道に不案内だということで家庭訪問について回ることをなりました。待ち時間が長く暇だろうからと、図書室で本を借りてきてくれました。よほど暇だったのでしょう、その日のうちに全部読み終えてしまいました。
それまであまり本を読まない子どもだったのに、その日を境に本が大好きになり、図書室通いを始めたのです。 それから30年以上、毎日何分間かでもいいから本を読まないと気が済まない感じで、ほとんど文字中毒。 ほんの些細なきっかけがこんなに長続きする趣味になるとは自分でも驚きです。
どうやってはじめたか
趣味と呼べるほどではなく、ただちょっと好きという程度だった読書が趣味と言えるほどになったのは高校生のとき。 文芸部に入り、読書好きの友達がたくさん増えたことですごく世界が広がりました。
それまで一人孤独に本を読むだけだったのが仲間が増えたことで、感想を言い合ったり、流行りの本を回し読みしたり、おすすめしたりされたり、いろんなジャンルを読み興味あることも格段に増えました。 この頃、趣味は読書という自覚が出てきました。
はじめて良かったこと
何より別世界にトリップ出来ることです。別世界が言ってもファンタジーだけでなく、恋愛小説でも、推理小説でも何でも、その世界観に自分も入り込んでしまうことで、現実逃避しています。これが一番のストレス解消になっている気がします。
あと漢字や雑学にも詳しくなるので、我が家の子どもたちに「母ちゃん、賢い!」とほめられるのもうれしいですね。
これからどうしたいか
子育てが終わり落ち着いたら、読み聞かせのボランティア活動に携わってみたいです。私が小学生で本に出会って運命が変わったみたいに、本が好きになるきっかけを作りたいな、と思っています。
長続きしている理由
図書館が好きだからお金がかからないことです。買っていたら破産しちゃうくらいの冊数を年間で読んでいるんです。 それから買っていたらとんでもない量の本で家の中があふれちゃうところです。図書館ならそれもないので、読んで本当に好きな本だけを購入するのです。結局、家は本だらけなのですが。
もう一つ、続けられた理由は目が良いということ。視力だけは昔からずっとよくて、本を読むのに苦労がないのです。 これは本当に親に感謝。いつか、老眼になって本を読むのが大変になったら、と思うと、すごく怖いです。たぶんそれでも読みますけど。
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