読書は人生を豊かにしてくれる
物心つく頃からとにかく本が好きでした。父がたくさんの画集や写真集などを集めていたので、自然と手に取って眺めるようになったのかも知れません。
細かいことは分からなくても、美しい絵や写真というのは、ただ見ているだけで想像力を掻き立てられる大変興味深いものでした。 「ページをめくると、知らない新しい世界がある。」無意識に、本に対してそんな印象を持っていました。
それからは絵本や図鑑、雑誌、漫画、種類を問わず次々と読むようになり、読書にハマっていきました。
偏った本ばかり読んでいた
小学校では、いつも図書館にいりびたっている少し変わった子供でした。学校の課題図書なんかはそっちのけで、現実離れしたSFやファンタジーばかり読んでいました。
でも当時読んでいた「クリスマスキャロル」や「星の王子様」、「ガリバー旅行記」、「ゲド戦記」のような作品たちは、大人になった今読み返しても新たな発見がある、素晴らしい作品ばかりです。
人からの押しつけではなく、読みたいものを自由に選ぶことが、読書を楽しいものにするコツかも知れません。
漢字力・読解力・語彙力・想像力
どんな本であれ、読書は漢字力・読解力・語彙力・想像力を鍛えてくれます。語彙力が鍛えられると、自分の言いたいことを正確な言葉にして伝えることが出来るようになり、結果的にコミュニケーション能力が向上します。
また、想像力も鍛えられますから、他人の気持ちを思いやること、物事の表層でなく本質を捉える力、なども養われるのではないでしょうか。1人の時間を有意義に過ごす手軽な方法でもあるので、1人だと退屈してしまう、やることがない、といった方にもオススメです。
電子書籍にもチャレンジ
最近はKindleなどの電子書籍が身近になり、読書のスタイルがより自由になってきました。紙の本だと量が増えれば場所も取りますし、持ち歩くにしても厚さや重さが気になるところです。電子書籍だとこうした問題が一挙に解決できますよね。電子書籍でしか読むことの出来ない作品も増えてきましたし、そろそろ購入してみようかな、と思ったりしています。
とはいえ、紙の本にはページをめくる質感や装丁の美しさなど独自の魅力があり、やはり捨てがたいですね。
読めば読むほど自分の世界が広がる
読書だからといって、堅苦しい文学作品を読む必要なんて全くありません。活字を読むのに抵抗がある方は、絵本や写真集、グルメ本など、絵や写真が多く文字の少ないものから始めてみると良いと思います。好きなタレントさんが書いた本や、興味を持っている物事や場所にまつわる本から始めてみるのも良いかも知れません。
また、読書に慣れていない方がいきなり長編にトライするのは大変ですから、1話が数ページで完結するような短編集はいかがでしょうか。作家では星新一さんや乙一さん、伊坂幸太郎さんなどは読みやすくオススメです。複数の作家が書き下ろした短編を1冊にまとめたものなども、好きな作家さんを探すのに良いかも知れません。
本は、読めば読むほど世界が広がる素晴らしい人生のパートナーといえます。あなたも是非読書ライフを始めてみてください!
読書の体験談
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