博物館めぐり

博物館めぐり

皆さんは、博物館に行ったことはありますか?

『博物館って、なんだか堅苦しくってつまらない場所だしな・・・』

そんな風に思って行っていない人がいたら、もったいない! 博物館には、大英博物館や東京国立博物館のような大きなものばかりではありません。 身近なものを集めた小さな博物館や、ちょっとマニアックなものまでいろんな博物館など、実にさまざま。

中には、展示物を触れたり、体験できたり、食べられちゃう!そんな博物館まであるんですよ。

知っているようで知らない、博物館についてご紹介しますね。

どんな種類の博物館があるの?

鉄道博物館

博物館には様々な種類がありますが、ここでは3つに分けてご紹介しましょう。

総合博物館

国や地域ごとの学術的な研究の成果や、様々な発見による事物などが展示されているのが総合博物館です。 主に学術的な目的で建てられています。

世界的に有名なイギリスの 大英博物館 や国内では上野の 東京国立博物館 などがあります。 他にも、科学や歴史などの分野ごとにまとめられた 日本科学未来館国立科学博物館 なども総合博物館になります。

専門博物館

何か1つのテーマにとことんこだわったのが専門博物館です。

レトロファッションに身を包んで写真を写せる衣装をテーマにした 岩崎博物館(横浜) や、実際に食べられる食をテーマにした こんにゃくパーク (群馬)などもあります。

また、SLの試乗体験が出来る鉄道をテーマにした 鉄道博物館 は親子連れに人気です。

私設博物館

焼き物のコレクターや、おもちゃコレクター、そんな個人が集めた物を展示しているのが私設博物館です。

テレビでおなじみのコレクター北原照久氏が集めたブリキのおもちゃを展示した ぶりきのおもちゃ博物館 (横浜)や、レトロ広告マニア佐溝力氏がホーロー看板などを中心に集めた 琺瑯看板研究所 (愛知)など、ユニークな博物館が多いようです。

小さな博物館でも、同じ趣味や興味を持つ人にとても魅力的な博物館です。

博物館の魅力

繊維博物館

本物を見に行こう!

皆さんも、きっと教科書で一度は見たことがある土偶や土器。 博物館に行けば本物を間近に見ることができます。

教科書には載ってない土偶の後ろ姿や、土器の中など実際に本物を見ることで新しい発見もあるかも。 また、何百年もの時代を経て目の前にある本物を見ると、写真で見た時とは異なる感動があります。

最近では展示デザイナーによって展示方法が工夫されていて、展示物をより魅力的に面白く見られるところも増えてきています。

見るだけじゃない!触れて体験できる楽しさ

博物館の楽しみ方は、ただ見るだけではなく様々な体験ができること!

蒸気機関車や保線作業に使われる保線用自転車など、普通は乗ることのできない車両に乗車できる鉄道博物館。 自分のデザインしたカップに好みのスープ、具材を選んで世界でたった一つのオリジナル・カップヌードルが作れる カップヌードル・ミュージアム など。

他にも面白い体験ができる博物館がたくさんありますよ。

意外と知られていないマニアックな博物館

世界にたった一カ所、ここにしかないものを集めた博物館。 そんなマニアックな博物館に興味はありませんか?

かなり勇気がいりそうな寄生虫ばかり集めた 目黒寄生虫館 。 日本以外の愛好家も多く訪れる おりがみ会館 。 個人のコレクションを展示した小さな博物館まで、様々な個性的博物館があります。

そんなこだわりの展示やユニークな館長がいて話を聞けたりと、大きな博物館にはない面白さがあります。

博物館行こう!

富士山博物館

気になる博物館を訪ねてみよう

博物館に行ってみたいと思ったら、ネットで近くにある博物館を探してみましょう。 あるいは、自分の興味のある分野の博物館を探してみるのも良いですね。

博物館の楽しみ方や、オススメの博物館を紹介した博物館初心者のためのガイドブックなどもたくさんあります。 そちらを参考にしてみるのも良いでしょう。

「食に関する博物館」や「乗り物に関する博物館」といった、テーマを絞って回るのも面白いですね。

親子で博物館に行くなら夏休みがオススメ!

お子さんと一緒に博物館に行ってみようと思われたなら、夏休みがオススメです。 夏休みには、お子さんを対象とした企画展やイベントを行う博物館が多いので、親子で出かけるには最適なんです。 また、博物館は入館料が比較的安い場合も多く、中には無料の所もあります。

興味を持ったらとにかく行ってみる!博物館巡りに必要なのは好奇心。そして交通費と入館料のみ!ですよ。

まとめ

博物館は知りたい気持ちの宝箱。 見るだけでなく、触れたり、体験したり、様々なワクワクドキドキがいっぱい!の場所です。

次のお休みには、楽しいを探しに、あなたも気になる博物館に行ってみませんか?