誰でも簡単! かわいい消しゴムはんこ作り

誰でも簡単! かわいい消しゴムはんこ作り

新しい趣味のスタートは奥様からのお願いから

私の妻はラッピングや文房具が大好きで、以前からインターネットでハンドメイドの作品をチェックするのが趣味でした。

ある日、どうしても欲しかった消しゴムはんこが、オークションで落札できなかったそうです。 そこで、もともと工作が好きだった私のところに作れないかと聞いてきたのでした。

それが私が消しゴムはんこ知ったきっかけでした。

その当時、消しゴムはんこというと小学生の工作くらいの印象しかなく、実際に自分が作ることになるとは思ってもいませんでした。

見よう見まね最低限の道具を揃えよう

さて、頼まれて引き受けてはみたものの、本物の木版画でさえ最後にやったのは子どもの頃の学校の授業の時だけ。 まずはインターネットで作り方を調べると同時に、道具を揃えることにしました。

まず、母体となる消しゴムにも向くものと向かないものがあることがわかりました。 しかも、なんと消しゴムはんこ用の専用品もあるとのこと! このあたりは、以前から興味をもっていた妻が率先して調べてきました。

東急ハンズやロフトなどの大型文具店で販売されていることがわかり、早速その週末に買いに行くことしました。

カッターは、以前から私が使っている細工用のデザインカッター。 あとは100円ショップで売られている彫刻刀とトレーシングペーパーがあれば、作業を始めることができました。

気付いたはんこの面白さと、夫婦円満の秘訣

頼まれて始めたはんこ作りですが、やってみると工程が多くて面白さに気付きました。

まず、図案の作成。個人で楽しむだけなら、インターネットなどでイラストの画像を探してもいいと思います。 次にトレース。絵柄をトレーシングペーパーに写すのですが、これがそのまま消しゴムに転写されるので慎重さが求められます。しかも絵をなぞる作業は、イラストの勉強にもなりました。

写した絵を消しゴムに転写したら、いよいよ彫ります。 もともと細かい作業は好きでしたが、角度をつけて細かい部分をうまくくりぬけた快感はやってみると病みつきでした。

さらに、作ったものを妻に渡したときのお褒めの言葉にご満悦。 夫婦円満にもつながるとは、思ってもいない効果でした。

簡単サイトで目指せ消しゴムはんこ作家

今後は、オリジナルの図案を考えて、ハンドメイド販売サイトなどに出品してみたいと思っています。

最近はスマホアプリにも個人が自由に出品できるものが多くなってきました。 実際に検索してみると、消しゴムはんこの作家さんたちが出品している、たくさんの作品を見ることができます。

売れなくても誰かが見てくれたりコメントしてくれるだけで、これまでなかった世界が広がるのではないかと期待しています。

まずはオリジナルの図案を妻に褒めてもらえるようになるところからスタートですが。

奥深い世界に気軽に踏み込んでみよう

消しゴムはんこは、とても簡単に始められるうえに、上達の度合いもわかりやすくて面白いと思います。 さらに上達すると多色押しにしたり、インクをラメ入りなど凝ってみたりと、奥が深いのも特徴です。

消しゴムは専用品でなくても、普通に文具店に売っているものでも大丈夫です。 カッターも普通のカチカチと刃を出すものでも作れます。

イラストが好きな方、細かい作業が好きな方なら、見よう見まねでも大丈夫。ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

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