ワイヤーアクセサリー
ワイヤーで作るアクセサリーとはどんなものでしょう?
石にワイヤーを通し留める。ワイヤーでパーツを作る。ワイヤーで石を装飾する。ワイヤーを組み合わせてアクセサリーにする。それらを全部ワイヤーワークといいます。
「穴の開いていない天然石をワイヤーで包んだアクセサリー」と言うと、 「あ!見たことがある」とか、「友達が習い始めた」とか、思いつく方もいらっしゃるかもしれませんね。
それはラッピングという代表的なワイヤーワークですが、それだけではありません。
どんな作品ができるのか、オススメのワイヤーや特性・魅力などをご紹介します。
ワイヤーアクセサリーとは?
どんな物が作れるの?
ワイヤーの特性を活かして、ネックレス、ブレスレット、ピアスなどはもちろん、ヘアアクセサリー、可愛いチャームなども作れます。作れるものはアイデア次第!
様々な技法
- 石を包むラッピング
- 穴の開いた石に通すワイヤリング
- 石を囲むフレーミング
- 細いワイヤーを編むクロッシェ
- 丸カン(金属の輪っか)を様々に繋ぐチェーンメイル
といった様々な技法があります。また、クロッシェ、チェーンメイルなど、独自に発展・展開している技法もあります。
ワイヤーの種類
大まかに貴金属と非貴金属があり値段も違います。 硬さや色、耐久性などそれぞれ特性があり、目的で使い分けをします。
貴金属
18金、ゴールドフィルド、シルバーフィルド、シルバー925など
非貴金属
ステンレス、真鍮、アーティスティックワイヤー、チタンなど
特にアーティスティックワイヤーは加工しやすい硬さ、色数の多さ、美しいコーティングなどから人気があり、始めるのに最適なワイヤーです。
ワイヤーアクセサリーの魅力
オリジナリティあふれる作品
市販のパーツ類を組み合わせてつなぐのではなく、丸カンや金具などのパーツ類から作ります。 えー!丸カンも作るの?って驚く方もいますが、そこが楽しい。
新しいクラフトだけに、基本はあってもルールはありません。
自由にワイヤーを曲げ、何もない所から全て作り出す醍醐味は他では味わえないですね。
魅せられるワイヤーの輝き
アーティステッィクワイヤーにはベーシックカラーからポップな色まであり、汗にも強く変色もしにくく、機能面でも優れています。
それにも増して、美しい色合いのコーティングで、ワイヤー自身から放たれる輝きも魅力の一つですね。 細いワイヤーでの繊細な編み込みや、太いワイヤーで縁取られた力強さ。 同じデザインでもワイヤーの色を変えればまったく違った雰囲気で楽しめます。
デザインによっては彫金の様でもあり、リアルジュエリーに近い雰囲気を漂わせるので、大人の女性のアクセサリーと言えます。
身近な物が工具にも
大げさな道具は必要とせず、机の片隅くらいのスペースで、3本くらいの工具と時にはフリーハンドで作ります。
丸める時には丸いペンチ、角を作る時には四角いペンチと使うといった、工具の形を利用して曲げていきます。 編み棒やボールペン、ぺットボトルのキャップなど、身近な物も工夫次第で工具になるんです。 それらを使って思い通りの形にすることができた時は、きっとうれしくなりますよ!
工具の使い方を覚えれば特別に難しくはありませんが、初めはちょっとだけ難しかったりする所も魅力の一つでしょうか。
ワイヤーアクセサリーのはじめ方
とにかく手にとって!
独学も可能です。とにかくワイヤーを手にして曲げて見ましょう。 どう曲げたらどうなるのか?試行錯誤もまた楽しいですよ。そうそう!一筆書きの要領です。
ワイヤーの特性や曲げ方のコツをつかめば、独創的な発想を活かせます。 基本から学びたい方はHOW TO本が出ており、各地のカルチャーセンター、ワークショップなどで学ぶこともできます。
自由な発想で作れるものなので、講師によって作品の違いが顕著です。自分好みのテイストを探してみましょう。
ワイヤーワークにオススメの道具類
- アーティスティックワイヤー
- 丸ペンチ
- 平ペンチ
- ベントノーズプライヤー
- ナイロンジョープライヤー
- ニッパー
- ビーズマット 三角皿 メジャー 目打ち など
指の延長が工具です。必要な物は身近な材料で工夫して作ったりもできます。 使い心地は重要なので自分に合った重さ、サイズで探しましょう。
費用はどれくらい?
アーティスティックワイヤー
小さい巻きが300円くらいからあります。 太さと色によっても違いますが、手頃なお値段です。
工具類
一式セットや単体で買うことができます。 ピンキリですが、セットで4000円くらい、単体で500円くらいからあります。
ニッパーは仕上がりに差が出るので、2000円くらいの少し高価な物をオススメします。
オリジナルを作る楽しさ
人とは違ったアクセサリーが欲しいなって思っていた方。 あなただけの、たった一つのアクセサリーがハンドメイドできるんです! それがワイヤーアクセサリー。
センスがないから・・不器用だから・・・って言わないで。センスは磨く物、多少歪んでいてもそれが味。 ちょっとだけ頑張ってみれば、思い描いたアクセがあなたのものになります。
アイデアを形にできるワイヤーワークの楽しさを、ぜひ味わってみてくださいね。
アクセサリー作りの体験をしよう!
アクセサリーを作ってみたいけど、上手に作れないし、道具を揃えたり準備するのが面倒だな・・・
そんな人はアクセサリー作りの体験に参加してみましょう。 体験してみるとコツもわかって、自分で作れるようにもなりますよ!