サックス
キリン氷結のCMで、白衣にハコフグ帽子というお馴染みの格好を黒スーツに着替えてクールにキメたさかなクンが大きな楽器をカッコよく演奏しているのを見てドキドキした方もいらっしゃったのではないでしょうか。
そんなさかなクンが吹いていた楽器はバスサクソフォーン、通称バスサックスというサックスの仲間です。
サックスは吹奏楽を中心とするクラシックやポップス、ジャズなど様々な分野の音楽で活躍している楽器で、音楽に詳しくなくてもテレビやお店のBGMで音色を聴いた事のある方はたくさんいらっしゃるかと思います。
サックスの種類
サックスは数ある楽器の中でも比較的歴史が浅く、1840年代にベルギーのアドルフ・サックスという人に考案されました。
高音域から低音域までたくさんの種類があるサックスですが、一般的によく使われているのはソプラノ、アルト、テナー、バリトンの四種類です。
中でもアルトが最も標準的に使われる事が多く、吹奏楽では度々ソロもあります。 ジャズではアルトに加えてテナーも多く使われています。
ちなみにCMでさかなクンが吹いていたバスサックスは結構レアな種類でプロのプレイヤーでも持っている人は少ないため、なかなかお目にかかる事ができません。CMでコラボしていた東京スカパラダイスオーケストラのメンバーですら、バスサックスを間近に見て興奮していたようです。
サックスのはじめ方
信頼できるメーカーのものを
早速楽器を買おう!とオークションサイトや通販、リサイクルショップなどで安く購入を考えたあなた。
ちょっとお待ちください!
もちろんそういうお店でも上手く探せば安くて良い楽器は購入できますが、購入する価値がある楽器なのかどうかを判断できるくらいの経験や知識がある方でないと失敗する可能性が非常に高いです。
しかしながら、新品で信頼できるメーカーの楽器を購入するとなると数十万円~数百万円くらいが相場。
そんな高い楽器、いきなり手が出ないよ!と仰るのもごもっとも。スクールによってはレッスンの時に楽器を貸してくれるところもありますので、まずはレンタル楽器で何度かレッスンに通ってみましょう。
メーカーや楽器のモデルによって響きなども全く違ってきますから、値段や見た目だけで決めるのではなく、先生にアドバイスをもらいながら実際に試奏してみて吹きやすい楽器を選ぶ事をオススメします。
巷には新品でも数万円程度で購入できる初心者モデルの楽器もありますが、中には買った時点で既に調整が必要なものもあるようです。 いくら安く買えてもロクな音が鳴らないどころか上達の妨げになる場合もありますので、せっかく購入をお考えであれば信頼できる楽器メーカーのものを検討しましょう。
まとめ
冒頭で様々な分野で活躍しているという書きましたが、大まかにクラシックサックスとジャズサックスに分ける事ができ、奏法やリズムの感じ方などが異なります。
ぜひ様々なプレイヤーの演奏を聴いてみて、ご自分が好きな音、やりたい音楽を見つけて素晴らしい音楽生活をお楽しみくださいね。
サックスの体験談
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