観劇観賞

観劇観賞

あなたが最後に劇場へ行ったのはいつですか?

作品の敷居の高さや熱狂的なファンが多いイメージから、学生時代の芸術鑑賞教室以来なんて人もいるのではないでしょうか。

しかし近年の劇場は、恋人や家族と観に行く人も増えているほどに、マニアックで敷居の高いものから、初心者さんにも受け入れやすいものへと変化しているのです。

「行ってみたいけれど…」と足踏みしているそこのあなた!劇場って実はとってもオープンな空間なんですよ!

観劇ってどんなもの?

そもそも観劇というのは、劇場で上演される演劇作品を観に行くことです。

上演される作品は、ミュージカル・ストリートプレイ(お芝居だけで構成される作品)等を基本に様々な作品があり、「自分の好きな作品を、好きなだけ劇場へ観に行くこと」が趣味においての観劇といえるでしょう。 特にミュージカル作品においては、近年のブームに伴い、アニメを始めとした様々な作品が舞台化されているため、昔と比べて作品の選択肢が増えています。

そして作品だけでなく、それを演じる役者にもスポットが当てられ、彼等に会いに劇場へ通う女性ファンも少なくありません。

親しみやすい作品と、役者の魅力が、人気の秘密なのです。

観劇の魅力

ここでは、観劇初心者さんへ向けて、どのように作品を楽しめばよいかをご紹介しますね。 次の3つのポイントをおさえれば、更に作品を楽しめること間違いなしです!

演出で楽しむ

誰もが知っているDisney作品の『リトル・マーメイド』は、劇団四季で舞台化が決定し、上演されました。 しかし、主人公は人魚姫。「海中を泳ぐシーンはどうやって演じるの?」当初は誰もがそう考えたハズ。 このような舞台上で表現するには難しい場面も、演出家たちの手にかかれば、あっという間に表現できてしまいます。映像世界とは違ったアイディア溢れる演出を、全身で感じることができるのも、舞台ならでは!

出演者で楽しむ

役者を生で見ることができるのも、観劇の醍醐味! 普段、映像世界で活躍している役者も、芝居と映像芝居は大きく違うため、舞台では少し違って見えるでしょう。 生の芝居を通して、テレビでは見られない新たな一面を知ることができます。 舞台は自分の好きな視点で観ることができるので、「上演時間中ずっとあの人だけを見ていたい…」という希望も、当然叶ってしまうのです!思う存分目に焼き付けましょう! 運が良ければ、ファンサービスをもらえるかも…。

リピートで楽しむ

「舞台はナマモノ」と言われています。その場で演じるため、役者の演技も当然公演ごとに変わり、千秋楽に近づくに連れて、日々芝居は進化していきます。その役者の変化を楽しむのも、観劇の醍醐味です。 また、アドリブを日替わりにしたり、「ダブルキャスト(1つの役を2人の役者が交代で演じる制度)」を取り入れたりする等、何度でも公演を楽しめる演出が取り入れられています。 舞台全体の「変化」を楽しんでください!

観劇に行ってみよう!

国立劇場

そろそろ「劇場へ行ってみてもいいかな」と思い始めた頃ではないですか?
そんなあなたへ向けて、ここからは、作品の選び方や実際にチケットを購入する方法などをご紹介していきますね。

作品を選ぼう

初めての観劇で大切なのは、自分が「観てみたい!」と思う作品を選ぶことです。 というのも、原作を知っている作品であれば、作品の予習をすることなく、楽しむことができるからです。作品のミスマッチも防ぐことができます。

巷で話題のミュージカルももちろんよいですが、自分の好きなジャンルが特定していない場合は、自分が好きな本や漫画が原作の作品を選ぶとよいでしょう。

なかなか一つに絞れないという人には、劇団四季の『ライオンキング』や『アラジン』なら、大人も子供も楽しめる作品なので、初観劇にはオススメです。

チケットを購入しよう

観たい作品が決まったら、チケットを購入しましょう。 チケットは、以下のような方法で入手することができます。

  • 「チケットぴあ」等のチケット販売サイトを利用して入手する
  • コンビニで購入する
  • 観劇当日に劇場で購入する(当日券)

作品によってチケットの取り扱いが異なるため、ホームページで必ず確認しましょう。 価格は劇場の規模や席によってピンからキリまでありますが、8,000円~15,000円が相場です。 小劇場や小さな劇団の公演だと、なんと500円くらいで販売していることもありますよ。

「今月はちょっとピンチで…」という人には、当日券や立見席だと、大劇場でも2000円~取り扱っていることがあるので、ぜひ利用しましょう。

まとめ

いかがでしたか?観劇は作品に興味を持ち、チケットの購入に踏み切らなければ始まりません。その上でお気に入りの作品が見つかれば、1回の観劇で集中して観るのもよし!複数回観劇してその変化を楽しむのもよし!楽しみ方は人それぞれです。

作品との出会いは一期一会。気になる作品が見つかったなら、舞台の魅力を知る絶好のチャンスです!さっそくチケットを購入しましょう!

現実と少しだけサヨナラして、劇場で素敵なひと時を過ごしてみては?