小劇場のススメ
きっかけは小説の舞台化
観劇に興味を持ったきっかけは好きな小説の舞台版を見に行ったことでした。 それまでは演劇などほとんど見たことがなく、地下にあった劇場を見つけるだけでも一苦労でした。
この時見た舞台が面白かった!もちろん、原作は何度も読んでいたので話の筋は知っています。 しかし、実際に目の前に登場人物たちがいるという圧倒的な「リアリティ」は小説では体験できないものです。
普通、舞台を見に行くと客席に他の劇団の公演の案内(フライヤー)が置いてあります。 その日帰るとそれを眺めて次に見る舞台を探しました。観劇生活の始まりです!
じゃあ、何を見る?
…とはいっても、そう簡単に趣味に合う舞台が見つかるわけではありません。 劇場でもらったフライヤーの中には強く興味をひくものがありませんでした。 少し面白そうと思って詳細を見てもチケット代は5000〜6000円と高価。 学生の私が気軽に手を出せる額ではありません。
そこで登場するのが演劇情報サイトです。 私が見たサイトでは主に小劇場を拠点とする様々な劇団が公演情報を載せており、ネット上でチケットを予約することも可能でした。 料金も当日払いで、チケット代の振り込みすら必要ありませんでした。 アカウントもいらない手軽さはとても魅力的です。
小劇場の魅力は気軽さと距離感!
それ以来、暇があれば小劇場に足を運ぶようになりました。 小劇場は舞台と客席の距離が近く、手を伸ばせば届く距離に役者さんが来ることもあります。 演劇特有の「リアリティ」を楽しむには絶好の環境です。
さらに、小劇場での公演は大手のものに比べ安く、直前であっても予約できる可能性が高いのが特徴です。 公演前日まで予約を受け付けていることも少なくありません。
役者さんが目の前にいる!見たくなったらすぐ見れる!演劇好きにとってこれ以上の魅力はありません。
お気に入りの劇団を見つける!
ある程度見る舞台の数が増えてからはお気に入りの劇団を探すようになりました。 初めて見る劇団の場合、見るまで自分に合うかどうかはわかりません。 特に、小劇団の場合は強烈なカラーを持っていることも多く、向き不向きがはっきりしていることも少なくありません。
好みの劇団が定まっていると、絶対に面白いという確信をもって公演を見に行くことができます。
今のところ「本当に好き!」という劇団が二つほどあります。 そういった劇団の数が増えれば、観劇ライフをさらに充実させることができるのではと画策しています。
観劇初心者の方へ
まずはとにかくたくさんの公演を見ることをお勧めします! インターネットの情報や劇場でもらったフライヤーから興味のある公演を探し、予定が合えばとりあえず見に行くことです。
そうしていれば、自分の好みの舞台の雰囲気が見えてきます。 「フライヤーがこういうデザインのやつはおもしろよなぁ」とか「このあらすじの書き方はセンスがいいな」とか自分なりの判断基準もできてくるはずです。
そうなれば、好みの劇団を見つけるのは苦でないはずです! 一緒に小劇場の魅力にどっぷり浸かりましょう!
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