観劇の楽しさ!

観劇の楽しさ!

女子なら誰もが知っている漫画「ベルサイユのばら」 私は漫画の大ファンだったことから、宝塚の公演も見ることに。 当時は漫画ファンからはかなりの反対があったそうな。。。。 目に星が飛んでいるオスカルを普通の人間がやるなんて!

今でこそ沢山の人気漫画から映画や舞台にヒット作が生まれるが、当時は漫画は漫画、舞台は舞台、と線引きがあったようで。

私は記念すべき初演ベルばらをみている。当時すでに高校生! その当時、東京宝塚の3階席は500円だった。懐かしい!

この時から観劇の趣味が始まった

宝塚って一度だけみて、そこで終わる人。一度みたらやめられなくなり永遠に宝塚を見る人、どちらかなのかな。私は後者。当時のオスカル、アンドレに恋して。。。500円の席に何度通ったか。単なる娯楽と考えがちだが、宝塚を観ることによって相当歴史には詳しくなった。

基本的に宝塚ファンは同じ舞台(同じ組の公演)を何度も観劇。その中で御贔屓を作り、毎日どこが違うのか探すのが楽しみ。セリフもいやでも覚えてくるので、歴史上の人の名前や当時の様子などを丸暗記する感じ?

私は姉とこの趣味を始めてこのあと現在まで続く長い趣味に! 既に40年近く??? 昔のスタ-さんにかなり詳しい現在。

宝塚など観劇の趣味を始めてよかったこと

宝塚の舞台では歴史はもちろん、ジャズやクラシックなど幅広い音楽を聞く事が出来る。ほぼこの分野の知識がなかった私が、今やかなり音楽に関しては知識が広がった。例えばフィギュアスケ-トで使われる音楽、ほぼ宝塚のフィナ-レや劇中の音楽などで使われている。宝塚をみることによって、音楽、歴史など結構幅広い興味が出てきた事は間違いなし。

趣味の世界が広がる事によって友人の数が増える事は間違いなし。そしてこの友人たちは 利害関係のない友人。 意外と会社関係など、あまり気を許せない部分もあるとは思うが、趣味の世界で知り合った友人と出かけると本当に楽しい。

私は当時知り合った仲間と今でも友達。子供、旦那様、そして今では親の介護の話しなど、年を経て話す内容もどんどん変わる。でもそうゆう友達って貴重。もともと趣味を通じて知り合っているので、妙に相手の事を詮索しないので、お互いに話したい事をしゃべり始める。そうすると、どのくらい気が合うのかもおのずとわかってくる。自分とは合わないとわかれば舞台の話しだけで済む。これってストレスたまらない!

これから観劇を続けていくには

なんといっても10代から追いかけている趣味の世界。 自分のライフスタイルもどんどん変わり、行ける場所、かけられる金額、日程など全部が変化している。フルタイムで働いていたころは時間はないけどお小遣いはある程度自由になる。私は東京だけに限らず地方や兵庫の大劇場までも足を延ばしていたので、飛行機を駆使して駆け回っていた。

今は週の半分しか働いていないので、時間はあるけれどお小遣いはものすごく減った。でも当時からファンの友人と こだま に乗り、時間はあるから安くいきましょ、ということで往復5千円浮かせた!その5千円で美味しいランチを。こんな節約でも舞台を見る楽しみは全く変わらず、10回見ていたところを2回にしても。。(普通は同じ舞台を2度は見ない??)

出来る範囲の中で楽しむことはいくらでも出来るので、これから高齢になっても、あの夢の世界を楽しみたいと思っている。

観劇の趣味を始めるには

宝塚に限らず舞台のチケットは意外と高額。何度も良い席で見れるわけではないのでたった1度しか見れないのであれば、是非良い席で。 私たち宝塚ファンのように何度も見る人は、良い席、2階席などいろいろな価格を選べるけれど、たった1度の場合は、良い席だとやはり感激度も違う。

私は生オ-ケストラに慣れている(宝塚は地方以外は全部生オケ)ので、出来ればオ-ケストラが演奏してくれる舞台を!迫力が違う。

今はファンクラブに入っていなくても沢山のチケットサイトがあり、ちゃんとしたところならまず偽物をつかまされる事はないはず。チケットサイトの良いところは席が何列目、と書いてあるので大体の予想がつく。

観劇って見ない方は多分想像出来ないかもしれないけれど、本当にその数時間はその世界に引き込まれるので、終わったら現実だけど 舞台を見ている時は 無心になれる。 この状態って意外と普段の生活では得られないので、少しでも興味のある舞台があったら是非!

もしハマったら一生続けられる趣味に!

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