実用を兼ねた趣味、書道

実用を兼ねた趣味、書道

小学生の頃、近所にあった書道教室に通っていました。もともと字を書くのが好きだったこともあり、小学生の部で段位も取ることができました。中学への進級をきっかけに、書道教室は辞めてしまいましたが、たまに趣味で筆を執ることもありました。

大人になり、書道から離れている期間も大分長くなり筆を持つこともなくなった頃、娘が書道教室に通いたいと言い出しました。 娘も私と同じく字を書くのが好きだという嬉しさと、また字を書きたいという気持ちで迷わず娘と共に書道教室に入会することにしました。 今でも毎週楽しく勉強しています。

いざ、書道教室探し

まず、お友達に聞いてみることと、ネットで調べることを始めました。そのなかで、一番自宅から近くのお教室に体験を申し込みました。

開講して間もないお教室でしたが、とても良い先生で体験教室のその場で仮入会を決めました。が、そこは先生のご自宅であるマンションの一室でのお稽古だったので、ちょっとたどり着くのが大変だと感じていました。先生のお住まいは超大規模マンションだったからです。

そんな時、娘が下校途中に書道教室の案内を貰って来たではありませんか!お値段はマンションのお教室の半分。場所も地域の公民館で近いし広いし、こんな良いところがあったとは、と、こちらに通うことにしました。

生活が豊かになる趣味の時間

はじめてよかったことは、やはり、好きなことをするのは楽しい!という事です。お稽古のある日は気持ちも明るくなります。そして、私が楽しく、明るくしていることによって家族が喜んでくれるので、本当にはじめて良かったと思いました。

娘と一緒にならっているので、自宅で一緒に練習もできるし、娘の字もとてもきれいになりました。

私も小学生のころには習わなかった草書を中心に教えてもらっているので、書道を再開したというより新たに始めた感覚があり、とても新鮮です。

目標は大きく!

上の子ども達には、「書道を極めて老後、自分で教室を開けば?」、などと言われましたが、それは夢のような話で、現実はやはり段位を取ることを目標にしています。

自分の納得いくようなものを描けるようになって、独自の作品を作ってみたいとも思います。その目標に向け、今はただひたすらコツコツと練習して自由に筆を動かせるようになりたいです。そして、近々展示会で娘と一緒に賞など頂ければ…などと大それた夢を持つのでした。

納得のいくお教室選びを

今回、お教室選びの段階で気持ちがはやってしまいましたが、やはり、きちんといくつかのお教室を体験したうえで冷静に決めなければいけないと、つくづく思いました。

書道教室は全くの初めてだと、専門の道具が必要だったり、墨で汚れることが気になったりと、少し敷居が高いような印象があるかと思いますが、他の習い事とあまり変わりはありません。

月謝の相場は6,000円前後と聞きました。むしろ安い方かもしれませんね。ただ、時間は決められないので同じ日にお稽古事をいれるなら書道は最後が良いかもしれません。というのは、じっくりやる方は何時間もかかるし、さらっとやる方は30分でできてしまう、と言うものです。

私は自分の書いたものにすぐには納得できず、毎回2時間は練習してしまいます。人によって所要時間が大幅に変わってくるのです。 どんな道具を紹介されるか、昇級の認定があるのか、展覧会があるのか、などをポイントに選ぶのが良いと思います。

長く続けていくためには

いくら好きでも、ただ練習しているだけより級があがっていくと張り合いがありますし、発表できる場があると作品作りも一層やりがいがでてきます。

そして、何といっても書道は実用性があります。今は電子メールやメールアプリの普及で字を書く機会はそれほどないかもしれませんが、何かの折にふと、書いた文字が美しいと褒められれば嬉しいですね。

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