習字
習字は、子供から大人まで幅広い層に人気で定番の習い事ですよね。
あなたは自分の"字"、好きですか?好きだと自信満々に答えられる人は、少ないのではないでしょうか?
友達の結婚式の前日に祝儀袋を準備します。「あれ?私こんなに字が下手だったっけ?」
結婚式当日、受付で記帳します。「前の人、達筆!隣に書きたくないな‥」
年賀状はパソコンで済ませていると、飾りたくなるような手書きの年賀状が送られて、うらやましく思ったことはありませんか?
今からでも遅くはありません!何歳になってからでも気軽にはじめられる習字についてご紹介します。
習字と書道
習字とは、正しく美しい字が書けるように、正しい姿勢、線の種類や書き順を学びます。
その習字には、「硬筆」と「毛筆」があります。
硬筆
鉛筆やペンで書くので、実用的な練習になり、普段の字が上達しやすいです。
毛筆
筆で書きます。硬筆に比べると、実用性に欠けますが、筆で大きな字から練習すると、身につきやすいです。
書道とは、字を使った芸術です。「書の道」を極めるために、人生を捧げる書家がいるほど、とても深いのです。
習字の魅力
字は第二の顔
「字」で第一印象が大きく変わります!
例えば、就職面接での履歴書です。面接担当者は、履歴書の顔写真を見て、次に字を見ます。どんなにビシッと決めて、立派な自己アピールができたとしても、子供じみた見苦しい字を先に見てしまうと、マイナスからのスタートになってしまいます。
姿勢や集中力が上がる
字をきれいに書こうとすると、猫背になり力が入ってしまいがちです。
しかし、それは間違った姿勢です。紙全体が見えるように背筋を伸ばし、肩の力を抜き、ペンや筆を軽く持ちましょう。大切なのは、体全体で書くことです。そして、無心になって繰り返し書き、体に覚えさせるのです。
意外とスッキリするので、集中したい時やイライラした時にオススメです。
大きな自信に
字の練習を始め、上達すると、人に「字」を見せたくなります。 仕事中、普通に送っていた書類に、手書きで一言添えたくなったり、年賀状の時期が楽しみになります。 お祝儀袋や香典袋も人前に堂々と出せるのもいいですね。
「字」が変わるだけで自信が持てるので、毎日がこんなにも明るくなるのです。
手軽に長く続けられる
他の趣味であれば、道具を揃えるだけでお金がかかるものも多くありますよね。 しかし習字は筆、紙、墨、硯、下敷き、文鎮があれば始められます。一式揃えても1万円以下でおさまる程度です。
また、体力も必要ありませんので、何歳になっても続けられるというのも大きな魅力ですよね。
習字のはじめ方
目標を立てる
いきなり、通信教育や書道教室に申し込んでもいいのですが、とりあえず手近な目標を立ててみることをオススメします。
- 年賀状を筆でかっこ良く書きたい
- 仕事で書く「のし」書きが上手くなりたい
- 好きな言葉や字を筆で書いて、部屋に飾りたい
目標を立てたら、とりあえず手持ちの道具で書いてみてください。それから一週間、1日1枚ずつ同じように書いてみましょう。
あなたに合った学び方で
書道教室
一週間書いてみて、自宅で続けるのは難しそうだと感じた人は、書道教室に通ってみましょう。 ただ、書道教室だと決められた教材をこなして昇級を目指すというスタイルが多いので、自分の学びたいことを最初にしっかり伝えることが大事です。 月謝は数千円程度が相場です。
通信講座
自宅で続けたい人には、自宅で気軽にでき、実用的な通信講座がオススメです。 ○ヶ月コースで○千円〜○万円という短期集中型が多く、目的に合った講座を選びやすいのもポイントです。
まとめ
字が綺麗になると、得することばかりなのです。字は毎日触れるものなので、上達しやすく、楽しく学べます。
毎朝10分早起きをし、背筋を伸ばして体全体で書いてみてください。 きっと清々しい気持ちで1日を始められることでしょう。
通信教育で書道を始めませんか?
書道には興味があるけど、教室に通うのは面倒だな… という方には、通信教育がオススメです。
毎日少しずつ練習することで長く続けられ、資格も取得できますよ。
習字の体験談
きれいな字で自信が持てました
(福岡県 40代 女性 )
もともと、自分の字には全く自信がありませんでした。 習字にも学校の授業でしか触れたことがなく、成績も悪かったた ...
字のきれいな人は素敵だと思って
(東京都 50代 女性 )
小学生の頃にずっと習字を習っていて2段まで進みました。 先生が習字のお教室をお辞めになられてそれからずっと自己 ...
実用を兼ねた趣味、書道
(東京都 40代 女性 )
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