手芸で夢ができました
手芸をはじめたきっかけは、かれこれ20年以上前です。
年下の友達と池袋に行ったとき、今は閉店してありませんが当時『キンカ堂』という今だとユザワヤみたいな感じのお店です。
そこに一緒に入りました。私はそれまで縫い物など逆に苦手だったのですが、適当に色々見てたんです。彼女は私が手芸などに興味ががないのは知りません。それで私の前に刺繍のクロスステッチのキット(図案・生地・刺繍糸・針などが全部入っているものです)をもってきて「これだったら、簡単だからやってみれば」といってくれたのです。
最初は正直半信半疑でした。それまでこれといった趣味もなかったし、せっかく勧めてくれたのでやったのがきっかけです。
出来上がった時の達成感がうれしい!
家で時間があるときに独学でやりました。今みたく当時はインターネットなどなかったので、すぐしらべることはできませんでした。 なので本屋や図書館に足を運び、本を見て買って情報収集をしながら悪戦苦闘しながら創りました。
一度創ったら、かなりハマりました。創っている途中の工程もすきなのですが、出来上がったときの達成感が言葉では表わすには難しいほどの嬉しさや満足感があったのです。最初は先ほどもいいましたが、刺繍キットをかってやってました。どんどんやるうちにそれだけではものたりなくなっていったのです。それでクロスステッチ専用の本で図案が載っているものを買ってきて、生地から刺繍糸までそろえました。そのとき、そこそこ金額がかかることを知りました。そして毎日クロスステッチをやるのが、日課になっていったのです。
そのころは正社員で仕事をしていたのですが、会社の昼休みや土・日曜日は、ほぼ1日ずっとやってました。やっていて、途中で飽きるという事はなかったです。できあがると、また次に創るものをきめて材料を買いに行く。その繰り返しでした。
はじめてよかったこと
手芸を通して最初はママ友だった人が、今では親友になりました。彼女とはたまにあいます。いろいろショッピングなどするのですが、最終的にはユザワヤなど手芸関係のお店に行くことが多いです。お店に行くといろんな材料があるので、お互いに意見交換したりしてます。それがまた私の中では、自分が作るヒントだったりアイデアになったりします。
その他ユザワヤなどではワークショップを定期的に開いてます。自分が作ってみたいと思うものがあれば、予約して講習を受けます。プロの講師の方が教えてくださるので本やネットなどでみてやるより、わかりやすかったりどうしてもうまくできないところを質問して上手にできるポイントを教えてもらったりしてます。
夢は・・・
夢のまた夢ですが、起業したいです。できれば友達と一緒に作業する場所などを作り、フリーマーケットや手芸のイベントなどで出展してみたいです。 それには自分がどのジャンルでこういったテーマのものをつくっているというものをきめていかなければなりません。レシピ・包装・ネーミングなどたくさんきめることもあります。
起業するためのノウハウを教えてくれる講習会などもあるので、本格的にやるということになったらそういうところに参加したいと考えてます。
そして流行に流されず自分独自の概念を貫き通すことも必要だと思います。
手芸をやりはじめてわかったこと
たまに作家の方の展示会や作品を創って販売している即売会などに足を運びます。そこで思ったのは「ただうるだけではダメ」ということです。
即売会いったときに思ったのですが、ただ創って販売しているという感じでした。たとえばですが声をだしてアピールしたり、買ってくださって希望する方には創り方のレシピを差し上げるなどの工夫が必要だということを考えさせられました。
手芸をやるまでは不器用だったのですが、器用になりました。これは自分にとってプラスになったと思います。
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