交流のツールになる将棋
将棋大会の人数合わせがきっかけ
私が将棋を始めたのは大学2年生頃でした。大学の友人が将棋サークルを作り、団体戦に出たいといわれ人数合わせで参加することになりました。小さい頃に祖父からコマの動かし方を教えてもらったことがあるくらいで、最低限のルールを知っているという状態がスタートでした。
そこから毎日友人達と将棋を指して勉強していきました。将棋の勉強を始めた当初は大会で対戦相手に失礼がないように、最低限のルールとマナーを身につけられればいいかなと考えていました。
毎日友人とオンライン対局
大会までの間は毎日友人達とスカイプをつなぎながらオンラインで対局をしていました。そこで友人に対局をしてもらったり、友人同士の対局を見たりして学びました。またオンラインで対戦してその内容を友人に見てもらい、対局が終わった後どこが良かったのか、悪かったのかを教えてもらいながら勉強していきました。
オススメしてもらった詰め将棋や戦法の本を購入して、自分で駒を並べながら勉強をしました。そして覚えた内容を次の日に友人達を相手にうまくいくのかを試していました。
その繰り返しで大会までにはアマ初段程度になっていました。
上司との交流のきっかけに
大学生からはじめて、現在はアマ2段くらいの実力になりました。 大学卒業後に就職した企業で自己紹介の欄に将棋と書いただけで、様々な上司の方から声をかけていただけました。 その後の歓迎会で上司の方が将棋盤を用意してわざわざ対局をしてくれる程です。
将棋の良いところはスポーツとは違い、年齢性別関係なくお互いが本気で戦えるゲームです。 手を抜けば相手にばれますので歓迎会でも上司の方々に囲まれながら本気で対局をしたのはいい思い出です。 そこから上司の方々に名前を覚えてもらい、ぐんっと仲良くなることができました。
さらにある程度の実力がついてきますと、将棋を通して相手の正確や考え方の癖などがわかるようになります。
地域の職団戦へ参加目指して
現在は企業に勤めながら上司の方々と職団戦に参加することを目指しています。 一定の地域にある企業同士が将棋で勝負する団体戦です。 参加するには5人集めないといけないので、現在はあと1人将棋ができる社員が入ってくるのを待っています。
将棋は基本、個人対個人の戦いなのですが、団体戦になるといつも以上の力を出せるような気がして、また参加し手みたいです。なので新しい将棋仲間が入社してくるまで週1回集まって業務後に練習対局をしています。
将棋は頭が良くなる基礎になる
実は将棋は頭が良くなる基礎となる考え方が含まれていると考えています。中国の先進小学校では日本の将棋を授業の一環として教えているそうです。相手を敬うマナーと数学や化学の基礎となる考える習慣を遊びながら身につける事ができるゲームだからです。
将棋は先を読む事で次の一手を決定します。この能力は段取りをする考え方に近い頭の使い方をしていると言われています。今後起きる可能性を自分の頭の中でシミュレーションして、準備する。仕事でも必要となる能力だと思います。
先ほどもいいましたが、将棋は年齢性別関係なくお互いが本気で戦えるゲームです。いつからでも始められます。興味を持っている方はぜひ始めてみてください。
将棋の体験談
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小さい頃から楽しんでいました
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父親が将棋好きで、気づいたら将棋は身近な存在でした。 日曜日の朝はTVで将棋番組が流れていたし、将棋盤は手の届 ...