ピアノの音で、毎日の生活にゆとりと潤いが

ピアノの音で、毎日の生活にゆとりと潤いが

わたしがピアノを始めたきっかけは、母でした。 母は子どもの頃ピアノを習いたかったものの、金銭的な理由で習うことができなかったそうです。 そのため、「もし女の子が産まれたら、ピアノを習わせたい!」という野望がずっとあったようで、ある日突然ヤマハの体験教室に連れて行かれました。 確か4歳か5歳くらいの頃だったと思います。気付くと毎週教室に通っており、何だかよく分からないうちに、いつの間にかピアノを始めていました。

最初はグループでのレッスンだったので、お友達ができたり、歌を歌ったりエレクトーンを弾くのがとても楽しかったです。始めたきっかけは母でしたが、最終的には毎週楽しんでレッスンに通っていたし、毎日楽しんで練習をしていました。

最初はヤマハの体験教室から。

わたしの家の近くに、たまたまヤマハの音楽教室があったので、そこでピアノを始めました。 といっても、ヤマハの最初はグループでのレッスンで、エレクトーンや歌など、ピアノではありませんでした。 友達と一緒に歌う楽しさだったり、音を合わせる楽しさだったりを味わうことができ、毎週とっても楽しみに通っていました。

また、母はわたしのためにピアノを買ってくれたので、お家でも楽しく練習ができました。 よくピアノを習っているけど、家には電子ピアノ・・・・という人もいる中、わたしはとても恵まれた練習環境だったように思います。

幼児科のレッスンが終わり、そこからピアノコースになり、先生とわたしの1対1のレッスンが始まりました。

ピアノを弾くことは、優雅に見えるけれど・・・・・。

ピアノをやって良かったと思うことは、忍耐力・集中力がついたことです。ピアノは一見とても優雅に見えますが、実はとても集中力が必要ですし、頭も使います。子どもの頃から毎日ピアノを練習する癖がついていたので、自然と忍耐力や集中力がつき、その力は勉強や生活のあらゆる場面で役立ちました。

また、ピアノの練習は、決して楽しいだけではありません。時には練習してもすぐに上手に弾けるようにならず、つらい時期もありました。でも、そのつらさを乗り越えて上手に弾けるようになったときの喜びや達成感などは、自分の心の成長に大きく作用したと思います。おかげで、すぐに諦めない心の強さや、忍耐力がつきました。

いろんな人と音楽を楽しみたい!

今わたしは、音楽に関する仕事をしています。就学時前の子どもや、小学生の子どもを対象に音楽教室を自分で開いたり、いろんな人に曲を作ってプレゼントしたり。こんな風に、子どもの頃からずっと続けてきた「ピアノ」という、自分の得意なことを活かして、わたしも、周りの人も笑顔になれる今の環境がとても幸せです。

もっともっとたくさんの子どもたちと音楽を楽しんだり、より多くの人に、音楽を通して癒しを提供できたらと思っています。

自分の心にゆとりが生まれます!

ストレスが多いこの時代、誰しも「癒し」を求めていると思います。全てが効率化され忙しい毎日の中で、自分の心とゆっくり向き合ったり、五感を使って何かを感じたりする機会に飢えているように思います。

わたしは毎日少しだけでもピアノを触るようにしています。生の音は心が安らいだり、自分と向き合うことができて、心にゆとりが生まれます。また、音で自分を表現すれば、ストレス解消にもなります。

暴飲暴食やギャンブルに走るよりも、ピアノでストレス発散すれば、何だか心にも優しい気がします。毎日の生活の中に生の音があるって、とっても素敵ですよ。

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