クラシック演奏会
「演奏会」と聞くと堅苦しいイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
息苦しそうで行くのはちょっと・・・とお考えの方!全くそのようなことはありません!
1度経験してみれば、CDとは違う生の音楽、そして演奏者の息遣いを近くで感じられて虜になることはまちがいなしです!!
また、全国各地でさまざまな演奏会がほぼ毎週開かれています。 あなたの興味のある、そして好みに合った演奏会もきっとたくさん見つかるはずです。
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演奏会の種類を知ろう
定期演奏会
これは各オーケストラが定期的に開催している演奏会のことです。有名な指揮者を招いて演奏をしたり、時期に合わせた曲目を演奏したりしています。
たとえば、年末になると増えるのが「交響曲第9番 合唱付き」。いわゆる「第9」という愛称で親しまれている有名な曲です。みなさんも1度はテレビやラジオなんかで耳にされていることと思います。
リサイタル
これは一人で演奏されるスタイルが多い演奏会です。ピアノ、ヴァイオリン、トランペット、ソプラノ(歌のことです)などです。演奏者が自分でプログラムを考えて、演奏会を開いているパターンが多いです。
協奏曲演奏会
協奏、共に演奏をするという意味です。オーケストラとソリストと呼ばれる楽器の奏者が一緒に演奏できる曲が聴ける演奏会のことです。ピアノやヴァイオリンなどの楽器による演奏会です。
好みの演奏家をみつけよう
若手からベテランまで何百人!?
物事に興味をもつときには何かきっかけがありませんか? 最初から音楽会といってもたくさんの種類がありどれを選んだらいいのかわからない!という方も多いはずです。そこでまずは好みの演奏家を見つけましょう。
もちろん演奏家でなくても、指揮者でもかまいません。
世界的に有名なヴァイオリニスト葉加瀬太郎さん、指揮者佐渡裕さん。そして誰もが知っている指揮者の小澤征爾さん。今はインターネットで調べればホームページやブログなんかもすぐにヒットする時代です。ぜひ気になる演奏家を見つけてみてください。
最近の若手の演奏家たちの中には女優俳優顔負けの素敵な方もおおいですよ!
実際に演奏会へいってみよう
どの演奏会にいこうかな?
始めはなかなか自分の好みはわからないものですよね。 まずは行ける日にち、行ける場所に絞って演奏会を検索してみましょう。 あなたのスケジュールに合う演奏会がみつかるはずです。
注意点 〜みんなが気持ちよく空間を共にするために~
「演奏会は堅苦しくありません!」と先ほど申し上げましたが、最低限のルールはあります。ルールと言ってもとっても簡単なものです。
ラフな格好でいかない
びしっとスーツで決めていかれる必要も、お着物でいかれる必要もありません。普段着で十分ですが、アロハシャツやビーチサンダルなどでの来場は控えましょう。意外と舞台からも見えているものですよ!
携帯の電源は切る
よくいるんです。携帯の電源はオフにとのアナウンスが流れているにも関わらわず、演奏の途中で「チャラチャラリ~ン」とならされる方が!!みなさん熱心に聴いておられる、そして舞台の上でも一生懸命演奏している人がたくさんいらっしゃいます。2時間だけ電源のオフをお願いしますね。
演奏が終わってからの拍手のタイミングに注意
曲が終わって音がなくなると、すぐに拍手を送りたい気持ちになりますが、ちょっと待ってください。指揮者の手がまだあがっていませんか?
曲は指揮者が手をおろしてからが本当のお終いです。ホールには音が止んでも空気を伝わって最後の音の余韻が響いています。その余韻がなくなるまで曲を聴いてみましょう。
ぜひ、あなたのお気に入りの演奏会をみつけてくださいね。