小説執筆は空想から始まった

小説執筆は空想から始まった

小さい頃から空想や想像が大好きで、あれこれ未来を想像しては楽しんでいました。どんな大人になって、どこに住んで、どんな生活をしているのかというような他愛もない内容です。 人見知りが激しいせいか友達もなかなか出来ず、身体を動かすことも嫌いだったため、1人で楽しめる想像の世界は立派な遊びでした。

漫画本を読み始めるようになり、小学5年生の時、ある漫画本の1コマを見て、頭の中に風景が浮かんできました。教会の前からロウソクを持った人達が歩いて行くというシーン。一度も見たことがないのに、その場で見ているかのような感じでいると文章が浮かんできて、気づいたら大学ノートに文字を書き連ねていました。

気の向くままに書いてみた

最初は浮かんだ言葉や文章を、ただ羅列しているだけでした。元々、作文や読書感想文は好きだったので、文章を書くことに対しての抵抗はなく、1冊のノートの中に3~5本の小説を書いていたと思います。

最初の頃はあらすじや構成よりも、登場人物や自分の書きたいものを書くというスタイルで書いていたので、話がまとまっていない、誤字脱字が多いことも頻繁にありました。それを読み直し、推敲していくのですが、当時はそんな難しいことを考えることもありません。漢字が違うから直す、文章が変だから違う文にするという程度の認識で、大人に添削してもらうという考えは全くありませんでした。友達に見せるようになったのは、書き始めて3年くらい経ってからです。

趣味は文字を扱うことです

小説を書くようになって、文章を考えること・文章を書くことが好きだと日々実感しています。気がつけばメモ帳やノートにちょこちょこと文章を書いたり、日記をこまめに書いたり、三日坊主の私が文章を書く時だけは意外と継続力あるんだと、自分を見直すこともしばしばです。

メールやLINEが主流の今、手書きという機会は減りました。そんな中でも手紙はビジネス文書でないかぎり直筆、贈り物にもちょっとしたメッセージを入れるなどしているせいか、周囲からは『筆まめ』と思われているようで、自他とも認める趣味になりました。

空想から始まった小説執筆のおかげで、今では文章を書くこと、小説執筆が趣味と自信を持って言えるようになりました。  

次のステップはネットの世界?

書いていく中で、壁にぶち当たることもあります。そんな時は他の人が書いている物を読んで一旦リセットしたり、参考にしてみたい描写を探したり、休憩しつつも常にアンテナを張っています。

その中で、ネットは意外と有効なものだと知りました。いろいろな人が書く小説は、共感したり、自分の気づかない・知らない世界を教えてくれたりします。今までサイト上にメッセージを残すことには抵抗がありましたが、同じ書き手として気持ちを伝えたいという気持ちが生まれ、今ではメッセージを残すようになりました。

まだ、自作をネット公開するまでには至っていませんが、他の人の本を購入しているので、ネットに対してのハードルは低くなってきているような気がします。

最初は何でも<原石>

ジブリの映画『耳をすませば』に「自分の中に原石を見つけて、それを磨くこと」という台詞が出てきます。 ちょうど小説を書くのが楽しくなってきた頃が、主人公と同じ中学生の時。普段は忘れていますが、小説を書こうと思っても書けない時、気分が乗らない時にふと思い出します。

最初に書いた小説は、今読むと目を覆いたくなるような、赤面するような物で出来れば読みたくないもの。でも、間違いなく自分が書いたもので、ここから今が続いていると思うと感慨深いものです。最初に書いた小説を思い出して書こうと思っても、もう二度と書くことはできません。

何も分からないところから書くというのは大変な作業に思えますが、最初は稚拙で当たり前。原石は磨けば宝石になります。小説も回数を重ねれば形になってきます。

まずは<原石>を見つけてみようと思えば、意外と書いてみようと思うかもしれません。

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