石けん作り
石けんは日本に上陸した当初は非常に高価でその名も"シャボン"と呼ばれていました。
滑らかに泡立ち、良い香りのするシャボンは瞬く間に広がり、衛生的な意味でも生活に欠かせないものになりました。
石けんは、『石』と書くくらいですからしっかり乾燥させて固めますが、それまでに加えるもので様々な色や形、香りをつけられます。日用品だからこそ、自分だけのお気に入りを作れる魅力が、石けん作りにはあります。
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手作り石けんの魅力
香り
無香料にしようが、香りをつけようが、自分で決められるのも大きな魅力の1つ。特別な日につける香水を邪魔しない無香料の石けんや、1日の疲れを癒す香りをセレクトすることができます。
形
100円ショップで売っているお菓子の型などを使えば、簡単に好きな形、可愛い形の石けんを作ることができます。形にこだわればインテリアにもできますよ!
色
真っ白な石けんや美しいグラデーションの石けんまで、自分好みに色をつけることができます。その日の気分に合わせて使い分けもできるので、オススメです。
効能
自分の肌質に合わせて使う材料を選び、お肌のお手入れにもお役立ち!オリーブオイルやアボカドオイルを使ってこっくりした石けんでしっとり感を、牛乳を使って美白効果を、と自分の欲しい効能を特化して作ることがこともできます。
石けん作りは簡単
本当にできる?
初心者用のキットもありますし、レシピも豊富。料理でも絵画でもそうですが、最初から難易度の高い色合いや形を求めるより、どんな効能が欲しいか、どんな香りにしたいかなど、目標をしぼってみると、より一層簡単にできますよ!
時間はどれくらい?
3時間ほどを考えておけば大丈夫です。キットやレシピによっても違うでしょうが、混ぜ合わせて色をつけて香りをつけて(あるいはつけないで)型に流しこむまで3時間。そのあとは、石のように固くなるまで、固める時間がかかります。
どれくらいできる?
キットやレシピによりますが、割りとたくさんできると思っていたほうが良いでしょう。可愛い形なら、ちょっとしたプレゼントやインテリア、消臭剤としても使えますので、たくさんできてもあまり困ることはありません。
石けんを作ってみよう
何が必要?
基本的には、オイル(油脂)、水分、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)が必要です。
オイルの種類には、オリーブオイル、ココナッツオイル、ホホバオイルなどがありますが、これらの配合によってしっとりしたり、泡立ちがよくなったり、保湿力が上がったりします。
原料以外にも、ゴム手袋、エプロン、タオルなどの道具が必要です。
注意することは?
石けん作りには、苛性ソーダという薬品が欠かせませんが、これは劇薬として指定されています。これが直接、皮膚にくっついたり、目に入ったとしたら大変です。その点を踏まえてしっかりと準備しましょう。
目が弱い、あるいは心配という方はゴーグルもあると安心です。自分、不器用なんで!と思う方は髪をまとめ、マスクも用意すれば大丈夫。初めて石けんを作る方のためのキットもたくさん販売されているので、気軽に始めてみましょう。
まとめ
食べちゃいたいくらい可愛いものから、アート作品として飾れるものまで幅広く作れる石けんの魅力は、普段使いにもプレゼントにも最適です。さらに、求める美肌効果をピンポイントで追求しながら、コスパが良いと良いことづくめです。
無くてはならないものだからこそ、こだわって、季節ごとのお肌や気分を滑らかにしてくれる石けん作りに、挑戦してみませんか?
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