たった1つで生活を豊かにしてくれる器
小石原ポタリーがきっかけです
私の生まれ育った北海道ではそれほど焼き物は有名ではなく、それまでの私は雑貨屋で買うものでした。
それが数年前、北海道から夫の転勤へ九州に引っ越してきた頃、ちょうど雑貨屋でフードコーディネーター長尾智子とのコラボ商品「小石原ポタリー」を見たのが器にはまってしましました。
それまで民芸というと、普段使いにはできそうもないTHE骨董のイメージでしたが、ポタリーのそのナチュラルで和食器なのに洋食器の様な、どんなメニューにも合わせやすいデザインに魅了されたのです。
フットワークの軽さから
今や器好き、窯元巡りは夫婦共通の趣味です。
初めて窯元を訪れたのは、小石原ポタリーを製作している窯元が自宅から割と近くにあるということが分かり、フットワークが軽い私たちは早速小石原まで行きました。
窯元によって製作所の隣の建物に器を展示してある所や別に店舗があったり、雑貨屋のようにおしゃれにディスプレイしている所もあり「こんな使い方もあるんだ」と発見があります。
小石原の道の駅には各窯元の器が展示・販売されていてさらに窯元マップもおいてあります。 道の駅から徒歩で窯元巡りもできます。 この小石原がきっかけで、自宅からいけそうな窯元を調べ、今までに小鹿田、萩、長崎波佐見、佐賀の唐津と行きました。
小鹿田焼の里では古き日本の姿に感動。300年もの歴史、開窯当時そのままの作業場で今もなお作られています。
一度訪れると別な所も見てみたい!そんな思いから窯元巡りをしています。
普段の生活が豊かになります
器が好きといってもたくさんは買えません。お金も収納場所の限りがあります。 ですので、買うときは沢山あるものの中から厳選して手に入れるようにしています。
微妙に違う1点もので悩んで買ったものですから、毎日使いますし大切に扱います。 いつもの常備菜でも器1つで華やかにおいしそうに見えます。 料理を作って盛り付けするのが楽しくて、食事風景を誰かに見てほしくなります。 なんでもない日常が豊かになりますよ!
我が家にも小さい子供が3人いますが、子供の離乳食が始まった頃から陶器の器を用意しています。 マグカップも子供たちが選んだ波佐見焼のコップです。 小さい子供にはどうしても割れないものを選びがちですが、子供たちにも手に触れた時の陶器の温かみを感じてほしいし何より、物を大切にする事を学んでほしい。
各地の器のバイヤーとして
日本には沢山勇名な焼物、窯元があります。きっと各地で全然雰囲気が違うでしょう。 これからもまだ行ったことのない窯元に足を運んで新しい発見をしたいです。
そしてまだまだ先の話ですが小さな夢があります。 それは、各地の器を自分たちで買い付け、自分の料理を盛り付け、器を紹介し販売することです。
日本だけではなく世界各国の器、またアンティークの食器も好きなので新旧・和様、さまざまな器をたくさんの人に見てもらいたいです。
器は好きだけど雑貨屋でいいかも・・という方
器が好きなら、是非窯元へ行っていただきたいです。
でも、窯元巡りまでは・・という方は毎年各地で開催されている陶器市へ行ってみてください。 窯元の作品が展示直売されていますよ。 同じ種類の焼き物でも窯元によってデザインが様々ですから1つ1つじっくり窯元の良さを感じられると思います。
陶器市ではなくても道の駅や物産展にもたくさん器が展示されている所がありますから、是非一度足を運んでみてください。 雑貨屋とは違うきっと素敵な出会いがありますよ♪
食器集めの体験談
たった1つで生活を豊かにしてくれる器
(福岡県 30代 女性 )
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