切手収集
様々なものをコレクションする人たちがいますが、中でもコレクター人口が多いコレクションと言えば切手ではないでしょうか? 切手の収集をしている人は年齢層も広く、また、世界中にたくさんいます。
では、どうして切手の収集ってそんなに人気があるのでしょうか。
小さいのに完成度が高い絵が魅力的?
集めても集めても新しい物が発売されるので興味が尽きない?
他にも切手の収集にはまだたくさんの魅力があるのをご存知ですか?
切手の種類
一口に切手収集と言っても、様々な目的で切手集めをしているコレクターがいますし、切手の種類もたくさんあってわかりにくいですよね。そこで特に人気のある切手について少しご紹介しますね。
その年にあった出来事を記憶する記念切手
記念切手は、文字通り何かしらの行事や出来事を記念して発行されます。発行された当時のことを記録しておくのにも便利です。切手の元になった出来事が載った新聞記事などと一緒に保存しておくと良い思い出になりますよ。
シリーズで集めると楽しい特殊切手
季節ごとに発行されるグリーティング切手や年賀郵便切手のようにある期間毎年発行される切手や、浮世絵、日本の世界遺産、などのように文化財などの紹介などをテーマに発行される特殊切手はシリーズで集めるのがオススメです。
その国の事情を知ることが出来る外国切手
外国の切手を集める楽しみは、なんといっても切手を発行した国の様々な情報に触れられることです。その国で起こった出来事や、スポーツ、名所や名物料理など本当に様々な事を知ることが出来ますよ。
切手収集の魅力
小さな図鑑を作ったり、アートとして飾る人も
切手の図柄の中には、動物や植物を扱ったものが沢山あるのをご存知ですか?郵便料金値上げの際に発行された2円切手エゾユキウサギは可愛いい!と話題にもなりましたよね。そんな動物の切手や植物の切手をテーマに集めてアルバムに納めればオリジナルの小さな動物図鑑や、植物図鑑としても楽しめますよ。
また、切手を飾って楽しむのも良いですね。切手を飾る専用のスタンプフレームなどに入れれば立派なインテリアになりますよ!
切手から、こんなに沢山のことがわかるんです。
切手の中には「ふるさと切手」の様に、1枚の切手シートの中にその地方の風物詩や名所、名物などを図柄にした切手をまとめたものもあります。郵便局ではこれらの切手シートと一緒に図柄の説明などが書かれた説明書が配布されるので一緒に集めると、その切手が発行された地方の様々な情報を知ることができます。
また、寄付を募る寄付金付きの切手からは、その時に起こった災害やオリンピックなどのイベントを切手で記録することもできます。
ちょっとしたお小遣いで簡単に集められるのも魅力!
切手は希少価値のあるものでなければ、せいぜい1枚数十円くらいから買えるので始めるのにあまりお金がかかりません。また、近くの郵便局で簡単に買える切手だけでも種類はかなり豊富。この収集のしやすさが魅力ですよね。
使用済み切手を集めたいという人にお勧めなのがキロボックス!郵便局などで集めた使用済み切手を1キロ単位でまとめた物が¥2000円位から発売されています。これを購入して欲しい切手だけを集め、それ以外は転売したり他のコレクターと交換したりすることもできますよ。
切手収集のはじめ方
テーマを決めよう!
切手取集を趣味にしようと思った、まずどんな切手を集めるのか集めるテーマを決めるのが良いでしょう。海外の切手や日本の切手、あるいは絵柄から動物が描かれたも、植物が描かれたものなど実に様々なテーマが思いつくと思います。
もし、なかなかテーマが決められないなと思うようでしたら、とりあえず自分が気に入った切手を集めてみましょう。そのうちテーマが見えてくるかもしれません。しかし、新しく発売される切手をやみくもに買っていると、膨大な量になるのでご注意を!
切手収集に必要なグッズを揃えよう!
切手収取に必要なグッズは、収集した切手を納めるためのアルバム。切手を扱うためのピンセット。切手を細部まで確認するためのルーペなどがです。切手保管用のアルバムには様々なタイプがあるので自分のコレクションに合ったタイプのアルバムを選びましょう。
価格は1,000円前後からあります。ピンセットは600円位から、ルーペは便利なライト付きの物が2,000円位からあります。他に切手の情報を知るための切手アルバムもあると良いですね。
切手についていろいろ知りたいと思ったら切手博物館へGO!
切手について、どんな切手があるのか、海外の切手のこと過去に発行された切手のことなど切手のことを知りたくなったら切手博物館へ行ってみましょう。切手に関する様々な文献もそろっていますし、企画展示などの切手に関するイベントなども行われています。
また、切手収集に関するグッズも充実しているので、切手収集に興味を持ったら、まずここへ足を運んでみると良いでしょう。
まとめ
普段さりげなく使っている切手も、よく見るととてもきれいだったり、様々な出来事や地方のことを知ることができます。切手は小さいのに沢山の情報が詰まっているものなんです。
そんな切手をあなたも集めてみてはいかがでしょうか?