家庭菜園の趣味の素晴らしさ
3~4年前、私は会社の退職をきっかけに地方から地元へと戻ってきました。日常の仕事生活からの解放感に浸かり、しばらくは時間的にも余裕のある生活をしていた私は家庭菜園という1つの趣味に打ち込む事によりとても有意義に過ごすことができました。
もともと家庭菜園は仕事をしていた時も帰省した合い間をぬってやっていましたが、本格的に始めたのはこの時からでした。もともとは父親が自宅の100坪位の庭でやっていたのを見て、私もやってみようかと考えたのが始まりです。
取れたてのトマトやキュウリ、ナス、ピーマンなどの新鮮な野菜はスーパーなどで買ってくる野菜とは違い、糖分が多くてとてもおいしく歯ごたえも全く違います。作る喜びだけではなく、その食べる喜びも味わう事ができる家庭菜園にどっぷりとはまってしまいました。
ひたすら独学で学ぶ
家庭菜園を学ぶにあたり方法というのはいくつかあると思います。例えば地域で定期的に開かれている講習会に出席したりテーマパークで行っている収穫体験に参加したり、はたまた知人に教えてもらったり・・。
私の場合はもともと父親が野菜を作っていたので、時々見学させてもらったり作り方を教えてもらったりしていました。
最初は作り方の簡単な初心者向けの野菜から始め徐々に難しい野菜を作るようになりましたが野菜作りは経験がものをいう為、基本がわかっていないとうまくできません。その為に書籍を買ってきて読んだりインターネットで調べたりして知識を深めました。
大半は独学で経験を積み今では失敗も多いですが難しい野菜も作る事ができるようになりました。知識を深めれば後は実践あるのみでした。
野菜作りのメリット・デメリット
家庭菜園で野菜を自分で作るようになり様々なメリットが生まれました。反対に多少のデメリットもありますので以下にまとめてみたいと思います。
<メリット>
- 自分で作った野菜を食べられる。
- スーパーで野菜を買う必要がなくなる。
- 自然の中でゆっくりとした時間の流れを感じられる。
- 野菜の成長に愛着がわく。
一番はやはり自分で作った取れたての野菜を食べられる事がメリットです。
<デメリット>
- スーパーに行くと野菜の価格相場が妙に気になる。
- 道具を買い揃えるために多少の出費が必要。
- 毎日の天気が気になる。
細かいですが自分の出費も含めて価格を気にする様になります。自分の作った野菜の種類が店頭でいくら位で販売されているのか気になります。
結果からするとよかった印象しか思い浮かびません。近くで野菜を作っている人とも親しくなれますし、場合によっては農地を貸してくれたりしますので手を広げるチャンスも生まれます。
ゆくゆくは販売できれば・・・。
私のこの家庭菜園という趣味の最終形態はやはり販売する事にあります。自分の作品を多くの人に味わってもらいたいという思いとともに、無農薬野菜を販売し良質で少しでも安全な食の文化に貢献したい思いがあります。
老後になっても自分で安全な野菜を食べることができるのは大きなメリットであり趣味を少しでもお金に変えられるのは多少のプラスになると思います。
家庭菜園のススメ
趣味が全くない、休日はする事がない、打ち込めるものが何もないといった方には家庭菜園を経験してみる事をおすすめします。趣味になるかどうかはさておき大自然の中で汗を流しながら有意義な時間を過ごせるのは家庭菜園ならではの醍醐味です。
また、取った野菜はその場で食べることもできますし毎日の食卓に並べることができます。自分で作った野菜を食べられる喜びを是非、味わって頂きたいものです。
家庭菜園にハマると多くの野菜を作ってみたくなるはずです。今まで自分で食べたことのないような物まで作りたくなりますのできっといくら時間があっても足りなくなるでしょう。
時間を持て余している人には是非お勧めの趣味と言えます。
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