スケートボード
スケボー、スケートなど略して呼ばれている『スケートボード』。
2020年の東京オリンピック競技大会に追加種目となり、注目度が高まっているスポーツ、カルチャーです。
始めてみたいけど、何を準備すればいい? どこで滑ればいい? 怪我はしない? などなど色々考えている方も多いはず。
でも最近は、専門のショップや滑る場所、スクールや体験コースなども増えており、安心して始められます。子供から大人まで気軽に楽しめるスケボーを始めてみてはいかがですか。
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スケートボードとは
どんな楽しみ方があるの?
緩やかな坂をひたすら下って楽しむ ダウンヒル(ライディング)、 スケートボードと一緒にジャンプしたりボードを回転させながら飛ぶ トリック、 滑りながらボード上でステップを踏んだりボードを回したりする ステップ といった楽しみ方があります。
また、ジャンプ台や構造物、コースが屋内外に設置されたスケートボードパークがありますので、そこで思う存分楽しむことができますよ!
スケートボードの種類
スケートボードの構造は、デッキ(木の板)にウィール(タイヤ)が4つ、デッキとウィールをつなぐ部分のトラックで成り立っています。
用途やスタイルに合わせてサイズなどが変わりますが、大まかに次の3種類があります。
・ストリートスケートボード
一般的に知られているサイズのものです。ウィールが硬いので、きれいなコンクリート面や板面でジャンプをしたり回したり、色んなトリックをするのに向いています。スケートボードパークなどで練習、セッションしています。
・ロングスケートボード
ウィールが柔らかいため、路面の悪い場所でも滑ることができます。トリックするより、ライディングする方に向いています。ダウンヒルやボウルなどの場所でスノーボードやサーフィンのオフトレ、フラットな場所でクルージングに向いています。
・クルーザースケートボード
サイズは様々ありますが、ウィールが柔らかくどんな路面でもスムーズに滑れるため、主に移動手段で乗られています。最近ではカラフルなミニクルーザーが人気で、小さくて持ち運びもしやいため、女性にも人気です。
スケートボードの魅力とは
子供から大人まで手軽に
スケートボードさえあれば、手軽にいつでもどこでも、誰でも始められます。子供でも大人でも、運動神経が無くたってできます。かっこいいトリックだけがスケートボードではありません。用途やスタイルがたくさんあり、それに合うデッキがあります。
お父さんはスノーボードのオフトレ、お母さんは気持ちよくクルージング、子供はやりたいトリックの練習をする、といったそれぞれが違うスタイルで、全員で楽しむことができます。
何といっても達成感
色んなスタイルで楽しむことのできるスケートボードですが、できるトリックも、それぞれのスタイルでたくさんあります。
皆で滑って、おしゃべりしても楽しいですが、やりたいトリックができるまで練習し、それが初めてできた時の達成感は自分だけにしか分かりません。できたらまた次のトリックに挑戦する、の繰り返しですが、それにより段々レベルも上がってくるので楽しくなります。
その気持ちを知ってしまうと、もう楽しくてしょうがないはず!
色んな人との出会い、繋がり
スケートボードを通じてたくさんの人たちに出会えることも魅力のひとつです。
色んな場所を滑っていると、その場所で滑っている人たちに出会うことができます。性別や年齢が違う人もいれば、国籍が違うこともあります。
全然知らなかった人たちと、楽しく滑っている瞬間は一体感が生まれ、スケートボードで通じ合っているような感覚ではないでしょうか。そして、たくさんの知り合いの輪が広がっていくのも素敵ですよね。
スケートボードに乗ってみよう
必要なものは?
スケートボードは、デッキにトラック、ウィール等をつけて完成します。最初はコンプリートスケートボードを購入する方がおすすめです。慣れてきたら色々と変えてみましょう。
他にも専用のシューズ、ヘルメット、手首や肘、膝のプロテクターなどもあります。必要に応じて揃えましょう。購入は、スポーツ用品店や、専門店、通販でも揃えられます。
値段について
コンプリートスケートボードで約10,000円前後から準備ができます。バラバラで購入するよりは断然安いです。スケートボードの種類によっても値段は様々ですが、まずはコンプリートされているものを準備しましょう。
はじめ方
準備ができたら、公園や、車が来ない安全な場所を探してスケートボードに乗ってみましょう。最近では、屋内外スケートボードパークもあるので行ってみましょう。
またスクールや体験コース、イベント等もあるので、見学または参加して体験してみましょう。
参加すると、たくさんのお友達ができることや、色んなことを教えてもらえますので、思い切って挑戦してみましょう。
まとめ
まずは体験コースやイベント参加から始めてみてはどうしょうか。レンタルできるところもあります。
そして、スケートボードをした人にしか分からない楽しみや感覚を味わってみませんか!