スノーボード
若者に人気のスノーボードですが、スキー場に行ったことはあるけれどスキーしかやったことがない、スノーボードは1度しかやらなかったという人も少なくないのではないでしょうか。
また、スキーのストックのような物もなく、バランスをとるのが難しそう・・・というイメージもあるかもしれません。
しかし、実は子どもから高齢者まで幅広い層の愛好者がいらっしゃるんです!
ウィンタースポーツでありながらサブカルチャーの影響を大きく受け、その反面、大自然の中で楽しむというこのスポーツ、改めて魅力を探ってみました。
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スノーボードはどんなスポーツ?
スノーボードは専用の道具を使って雪山の斜面を滑り降りるスポーツですが、スキーとの大きな違いはその道具です。 フリースタイルスノーボードではソフトブーツと呼ばれる専用のブーツを履き、バインディングと呼ばれるプラスティック製の金具で、両足をスノーボードに固定されます。
スタイルとしては、ゲレンデを自由にすべり降りるフリーライディング、半円状の地形をすべるハーフパイプ、ジブアイテムやキッカーと呼ばれるジャンプ台のあるスロープスタイル、大自然の圧雪されていない地形をすべるバックカントリースノーボーディングなどが人気となっています。
スノーボードの魅力
自由にゲレンデをすべり降りる爽快感
ゲレンデでリフトに乗り、各コースを自由にターンを描いてすべり降りるのをフリーライディングと呼びます。 これはすべてのスノーボードの原点であり、一番の楽しみでもあります。
仲間といっしょにリフトに乗り、ワイワイと騒ぎながら飛んだり回ったり滑走するのも楽しいですよ。
普段の生活では味わえないスピードを、自動車などのモータースポーツではなく体験できるのは、スリルと興奮に満ち溢れていて、スノーボードの大きな魅力となっています。
豊富な競技種目
フリーライディングですべり降りるだけがスノーボードではありません! 先ほどもご紹介したように、ハーフパイプやスロープスタイルなどがあります。
ハーフパイプは左右の壁を登って飛ぶ競技ですが、縦や横に回転したり、同時につま先側やかかと側のエッジを掴んで魅せるグラブ技などがあり、その高さや美しさをジャッジされるものです。 ソチオリンピックでは平野歩夢選手が銀メダル、平岡卓選手が銅メダルを取り、若い世代の躍進として話題になりました。
一方のスロープスタイルはソチオリンピックの新競技としてテレビでも大注目となりました。 角野友基選手が金属のレールやボックスでスタイルを出し、巨大なキッカーでトリプルコーク・1440度といった派手な技をメイクする姿を見た人も多いのではないでしょうか。
このようにスノーボードといっても様々な楽しみ方があるのです。
スノーリゾートのそばには温泉やグルメスポットがいっぱい
スノーボードのもう一つの魅力は、同時に温泉やグルメも楽しめるところ。
スノーリゾートのある山岳地帯は温泉がたくさんある場所でもあります。 また、寒暖の差が大きな地域は米どころでもあり、南魚沼や那須高原、磐梯高原などはおいしいごはんやブランド牛の産地でもあります。
友人や家族といっしょに1泊や2泊でスノーボード旅行、夜は温泉とグルメを満喫なんてプランはいかがでしょうか?
スノーボードのはじめ方
まずは講習を受けましょう
友人に教わる人もいますが、友人は自称上級者である場合が多く、自己流のすべりは怪我にもつながりますのでオススメできません。
はじめてのスノーボードではスノーボードスクールに入校して専門のインストラクターから教わるのが上達の近道であり、怪我が少なく安全です。
だれでも最初は初心者なので、恥ずかしがったり怖がったりせずにトライしてみましょう。
まずはレンタルしたいスノーボードギア
防水のスノーボードウエアやスノーボード、スノーボードブーツは必須となりますが、はじめはレンタルで十分です。
インナーや靴下は普段使っているものではなく、スノーボード用を用意してください。 決して高価な道具が必要なわけではありません。 綿100%素材の製品は汗をかいたときに冷えて凍りつき 、万一の遭難などの場合には命を奪う原因となりますので厳禁です。
スノーボード専用またはスキー用、登山用のアイテムで自分の体を守りましょう。
ズバリ!いくらかかるの?
レンタルウエアは3,000円から5,000円、レンタルギアは5,000円から7,000円前後程度かかります。 購入した場合には10万円以上かかるため、レンタルは格安ですね。
ソックスには1,000円から2,000円、インナーには2,000円から5,000円ほどの予算を見ておきたいところです。
ハマってしまって、これから続けていきたい!と思うようになったら、まずはスノーボードブーツを15,000円〜50,000円ほどで用意して、その後スノーボードやウエアを揃えるとよいでしょう。
他にも、スタート地点に行くためにリフトやゴンドラに乗らないといけないので、その利用料がかかります。1日利用券で5000円くらいのところが多いようです。
まとめ
来る平昌オリンピックの強化選手になるにはもう遅いかもしれませんが、普段の生活では味わえない魅力が沢山のスノーボード、この冬こそあなたもはじめてみませんか?
大自然の中で反響する賑やかな笑い声とともに猛スピードで滑走する楽しさを、あなたも体験することができるはずです。
運動の後の温泉とおいしいごはんは格別で、普段の旅行とはまた違った楽しみとなりますよ。