中国語

中国語

「ニーハオ!」皆さん、こんにちは!

皆さんは中国語にどのようなイメージをお持ちですか?漢字ばかりで難しそう?そもそも興味がない?様々な声が聞こえてきそうです。

中国語はフランス語などと並んで、世界で最も美しい響きを持つ言語の一つとして知られています。なにより全世界での使用人口が10億人で英語のほぼ2倍、断トツで1位なのです。

13億とも言われる人口の多さもさることながら、世界中至る所にチャイナタウンがあり、中国語が飛び交っています。中国語ができると、なんと世界の約20%の人とコミュニケーションが取ることができるのです。

言葉を知ればその国の姿が見えてくる?中国語の世界をちょっと覗いてみましょう。

中国語はどんな言語?

中国語

中国語はひとつではないんです

中国は約90%を占める漢民族と55の少数民族からなる多民族国家です。つまりそれだけの数の言語があり、その違いは日本の方言のレベルをはるかに超えています。上海を中心として使用されている上海語は、北京の人には理解できないとも言われております。香港中心に使用されている広東語然りです。

多民族国家な上言語もバラバラでは国としてまとまらない、ということで、1950年代に北京語を中心とした北方方言を元に作られたのが「普通語、北京語」などと呼ばれる共通語です。1970年代から義務教育化されたので、大抵の中国人は話せるようです。

日本人だからこそ中国語

「ニーハオ」に「謝謝」。誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。私達が日々使用している漢字が中国から来たことは皆さんご存知ですよね。同じ漢字圏の人間である日本人は中国語学習を始める上で大変な強みを持っています。中国語は全て漢字なのですから。例え読めなくとも、漢字を見て意味を推測しやすいですね。

中国語の魅力

中国語で明けましておめでとう

世界のどこへ行っても通じる!

行動力旺盛な中国人、その開拓精神はすさまじいもので、世界中どこへ行っても中国人のいない街はないとまで言われるほどです。 アジアの片田舎の小さな街にもリトルチャイナがあったりして、驚くばかりです。

小さくてもそこは中国。飲食店に入れば、同じアジア系のためか、普通に中国語で話しかけてきます。メニューももちろん中国語。ちょっとでも中国語ができれば旅の楽しみも広がります。

漢字だから学びやすい

これは私たちが中国語を学ぶ上で非常に助かります。見たことのある字がたくさんあるので、なんとなく意味が分かったりします。

例えば、同じくお隣の国・韓国で使用されているハングル文字。これは見ただけではちんぷんかんぷん、意味を推測することすらできません。そういう意味でも中国語は我々日本人にとって大変とっつきやすい言語なのです。

書くだけでOK!

それでは具体的に見てみましょう。世界遺産「万里の長城」。宇宙から見ることのできる唯一の建造物として、その規模には誰もが圧倒されます。これを中国語で何と言うでしょうか?正解は「万里長城」。全く同じなのです。

麻婆豆腐に担々麺、これも同じです。後は発音だけ学べば良いのですから、こんなに身近な言語は他にありません。

中国文化を学べる

日本は中国4000年の文化の影響を受けてきた歴史があります。 お茶、麻雀、囲碁、太極拳、陶器、磁器、水墨画などたくさんの魅力的な文化が中国からやってきました。 中国語を知っていることで、そういった文化をより深く理解できますね!

また、最近では中国人観光客が増えてきています。そういった人たちとのコミュニケーションにも役立つことでしょう。

中国語のはじめ方

中国語

テレビの中国語講座

一番手っ取り早いのはNHKのテレビで中国語です。初心者向けなので、 何も分からなくても大丈夫です。発音の基礎から、最近の新しい中国語まで万遍なく網羅され、また週に一回なので忙しくてあまり時間が取れない人にもお勧めです。テキストも販売されております。

インターネットで学ぶ

スカイプなどを使用して現地の中国人と直接会話をして学習する方法もあります。パソコンさえあればいつでもどこでもできるのが良い点です。かなり低価格で、一時間数百円から学習できます。ただ日本語教育の資格を持った人は少なく、アルバイト感覚で講師をしている若い学生が多いので、きちんと見極める必要があります。あまり慣れていない講師だと、お互い理解できず無言のまま終わってしまうこともあるようです。

語学学校に通う

多少お金はかかりますが、これが一番確実な方法でしょう。全くの初心者の方は、日本人講師がお勧めです。最初は分からないことだらけで聞きたいことがたくさん出てくると思いますので、日本人なら日本語で質問できます。可能であれば、何人かの講師が交代で教えてくれるような学校がベストですね。

まとめ

上海

近くて遠い国、中国。文化や歴史など我々は多くの影響を受けています。最近は中国人観光客も増え、すれ違いざまに中国語を耳にする機会も多くなってきているのではないでしょうか。

中国料理好きなあなたも、三国志マニアのあなたも、是非この機会に中国語を始めてみませんか?世界がひろがりますよ。