登山

登山

「山ガール」という言葉が流行するほどのブームが来てから何年も経ちますが、いまだに人気が衰えない登山。登山は老若男女が楽しめる趣味の代表格ではないでしょうか?

ハイキングレベルや初心者向きの山を選べば、スニーカーとリュックサック、動きやすい服装だけで登れて、気軽に始められるところも人気の衰えない理由かもしれません。

登山は一度経験するともう一度!とおもわせる魅力を持っています。そんな登山についてご紹介しますね。

登山ってどんなもの?

登山

一口に登山と言っても、山頂を目指すだけでなく様々な楽しみ方があります。

ガイドブックに沿って見どころをめぐり下山するコースや、その山に生える植物を楽しむ登山は初心者の方にもオススメです。 初心者向けの山でも楽しめるポイントがたくさんあり、特に技術も必要ありません。下山後に温泉を組み込むと更に楽しくなるかもしれませんね。

日帰りでの登山で自信と技術がついてきたら、山小屋やテントで1泊するような登山や、難易度は上がりますが雪山登山に挑戦するといった楽しみもありますよ!

登山の魅力

登頂

非日常的な体験

多くの人はアスファルトや人口建築物。人の手が加わった景色ばかりを見て過ごしています。そこには四季折々の変化があまり感じられませんよね。

しかし、登山では天候が良くても悪くてもその時々で美しいのです。晴れ渡る青空に鎮座する富士山の爽快な景色。 いきなり襲ってきた濃霧が作り出した幻想的空間は普段の生活と違う、まさに「お目にかかれない」という言葉がふさわしいような光景に出会うことができますよ。

登山をすることで得られる達成感

山頂まで登り切って見渡す景色は、登ったぞ!!という達成感。360度広がるパノラマと疲れが入り混じって車やロープウェイで楽に登っては絶対に得られない快感あります。

頑張って登った途中で食べる昼食や、休憩タイムに飲むコーヒーはいつもの何倍も美味しく感じます。ぜひ、登りながら飲むドリンクとは別に魔法瓶の中に「とっておき」を用意して行ってくださいね。

仲間や家族と過ごす特別な時間

いつも飲んでいるメンバーや、毎日顔を合わせている家族と一緒に登って楽しむのもいいですね。 きっと記憶に残る思い出がたくさん残せることでしょう。

とくに小さなお子さんがいるご家庭では、キヅナを深める方法として「家族で登山」がオススメです。 最近は親子登山に照準を絞った本も出版されているので、子供とのお出かけ先の一つとして考えてみてくださいね。

下山後に温泉を楽しむ

くたくたに疲れた後に入る温泉は観光で行くのとはまた違った癒しです。山の周りには温泉施設があることが多いので、登山計画の一部に組み込んで下山時間を調整してみましょう。

登山中は疲れてくると登ることに集中して会話が減ってくるものです。また、疲れた体での下山は登りよりも大変なことも多く、とてもワイワイと会話できる状態ではなかもしれません。 しかし、帰り途中に温泉で裸のお付き合いを経験すると、仲良し度がアップして会話が弾むこと間違いなしです!

登山を始めるには?

山ガール

初心者でも本から学べば大丈夫

登山の本には難易度が載っています。歩行時間や高度と合わせて確認して徐々にレベルを上げていけば大丈夫です。

よく読んで、コースの見どころや分かりづらい注意ポイントを事前にチェックしましょう。地図は一人1枚、コピーなどで構わないので持って行ってください。メンバーに経験者がいると、山選びから持ち物まで聞けるので助かりますよ。

持ち物について

登山の本にはたいてい、持ち物がチェックリスト形式で載っていますのでそれを活用しましょう。 大切なのは「過不足なく」というところです。必要かも?と何でもかんでも持っていくと荷物は重くなってしまいます。登る山と季節に合わせた持ち物になるようにしましょう。

さらに、トイレットペーパー、携帯栄養食、靴ひもの予備、頭痛薬、バンドエイド、ヘッドライト、個包装洗浄綿、ミニホッカイロ、ライター、湿布薬、ポケットティッシュ、レインウェア上下、軍手があると安心です。参考にしてくださいね。

始めるときにかかる費用

多くは100円ショップで買いそろえることができます。

そもそもリュックを持っていない、お洒落なタウン用スニーカーしか持っていないという人は始めるのに10,000円ほどかかることになりますが、そうでない人ならば2,000円ほどで必要な小物を揃えることができるでしょう。

中級レベルになると登山靴やステッキもそろえる方が楽に歩けるので、更に50,000円ほどかかります。

最後に

男体山と中禅寺湖

学生のころ誘われて登ったことが始まりであれから10年。就職し、結婚し、子供ができて毎日忙しくても何とか時間を作って登り続けています。また登りたい。そう思わせる魅力があるのが登山です。

年齢を問わず始められるので、この記事を読んで興味を持ってくださったら、ぜひ近くの山に登ってみてくださいね。