郷土史研究

郷土史研究

まだ記憶に新しい東北大震災の大津波。未曽有の大災害と言われていますよね。

これを郷土史からひも解くと、被災した地域には、過去に遭った津波の被害が様々な形で残っていたそうです。 それは、水にまつわる地名であったり、かつて大津波にあったという伝承であったり。

そんな自分の住む地域の歴史を知ることで、現在の私たちの暮らしに役立てることができる趣味、それが郷土史研究なんです。

郷土史研究とは

郷土史ってどんな学問?

郷土史は簡単に言うと、教科書には載っていないような地元の歴史を調べることです。 例えば古い地名などには、かつてそこで起こった出来事の記録が残っていることがあります。

また、語り継がれた地元の名士の話や、古い碑など、自分が興味を持ったものを足掛かりに、神社やお寺に残っている古文書を読んだり、古くからその土地に住んでいる方から話を聞いたりしながら調べていきます。

そのようにして、地元の歴史をひも解く学問です。

郷土史の面白さ

郷土史の面白さは、何と言っても自分の耳と足、頭を使って調べることにあります。 どこにどんな資料があるのかを考えながら調べる過程は、まるでミステリー小説を読むようなスリリングな面白さがあります。

また、地元を知ることで、より一層自分の住んでいる土地に愛情がわきますよ。

郷土史研究の魅力

帆引き船発祥の地

歴史に埋もれた身近な偉人を知る

例えば、あなたの周りに人の名前のついた場所などはありませんか? あるいは、食べ物や物などにも、人の名前が付いていることってありますよね?

そんな人の名前を調べて行くと今まで知らなかったような地元のために尽くした人や、その物のルーツを作った人や物ごとに出会えるかもしれませんよ。

地元の友人が集まった時に、自分だけが知っているとっておきの地元エピソードを披露すれば人気者になれるかも。

大発見があるかも

時々、新聞などに「歴史的大発見!」なんて見出しが出ることってありますよね? そんな今まで埋もれていた歴史は、度々旧家の蔵や、地方の寺社などから発見されているのをご存知ですか?

もしかしたら、あなたが調べている物の中にも、こんな大発見があるかもしれませんよ。 郷土史の研究には、そんなワクワク感もたくさん詰まっているんです。

今の生活にも役立つ

古くから残る地名の中には、かつての大災害の記憶をとどめている地名があります。 もし、あなたの住んでる近くにそんな地名があれば、危険を知り用心することができますね。

また、家などを建てる時にもかつて災害のあった土地などを避けることができます。

古い碑を調べることでも、同じようにその時の過去を知ることができ、現在にそれらの情報を活かすこともできるんですよ。

郷土史研究のはじめ方

長浜郷土資料館

郷土史研究のサイトを参考にしてみよう

郷土史の研究を始めようと思ったら、ネットで興味のある地名などを検索してみましょう。 郷土史の研究をしている人は意外に多く、同じものに興味を持っている方のサイトに出会えるかもしれません。

また、その地方ごとの歴史を調べている郷土史研究のグループなどもありますので、それらを参考に、自分なりの調査方法を見つけて行きましょう。

自分の目と耳で資料を集めよう

調べたい物のテーマが見つかったら、地元の図書館や郷土資料館に足を運んでみましょう。 まだ、データ化されていないような文献や資料などを直接目にすることができますよ。

また、寺社や旧家にも足を運び、資料を見せてもらったり、話を聞いてみるのも良いですね。 形としては残っていなくても、人の話の中に言い伝えとして地元の歴史が残っていることも多いものです。

資料をまとめて発表してみよう

そんな風に自分で情報を集めたら、それらの情報を元に自分なりの資料をまとめてみましょう。 資料という形にまとめることで、いろんな発見があることもあります。

また、まとめた資料は、人に見せたりネットで発表したりすることで、より多くの人から情報が集まったり、意見を聞くこともできます。それらが、あなたの研究に役立つことでしょう。

まとめ

郷土史の研究は、好奇心を満足させるだけでなく、より一層、地元への愛情が深まります。 また、古い土地の歴史には、今の暮らしに生かせる情報も沢山あります。

そんな郷土史を研究するのは、とてもワクワクする有意義な趣味ではないでしょうか?

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