劇団四季
「し~んぱ~いないさ~!!」
一時期、某芸人さんがこういうネタをやっていましたよね。みなさんご存じでしょうか?
あれの元ネタとなるのが「劇団四季」という劇団がやっているミュージカル「ライオンキング」の中の有名なセリフなのです。
劇団四季は東京・名古屋・大阪・札幌に専用の劇場を持っています。そして専属の役者が各演目を作り上げて上演しているのです。ですので全員プロは当たり前!とっても本格的な舞台芸術となっていますよ。
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ミュージカルってどんなもの?
ミュージカルとお芝居の違い
お芝居は役者がいてセリフがあり、ときには少し踊ったりしてストーリーが進んでいきますよね?しかしミュージカルは一味違います。ミュージカルは主に歌とダンスによってストーリーが進んでいきます。歌の中で登場人物の気持ちや感情を伝えているのです。
そして、その歌はダンスを踊りながらのものとなっています。飛んだり寝転んだり、ときには回ったりと、とってもハードな動きなのに、息切れ一つせず、セリフも噛むことのない役者は、プロの魂そのものと言っても過言ではありません!!
劇団四季の特徴って?
日本には様々な劇団が存在します。ではそれらと劇団四季はどのようなところが違うのでしょうか?
一番の大きな違いは「発声方法」です。人間は子音よりも、母音をしっかり話さないと、相手に何を話しているのかキチンと伝わりません。ですので、劇団四季特有の「母音をしっかりと飛ばす発声方法」でホールの遠くに座っているお客様まで声を届けることができるのですね。
きちんとした基礎がどの役者にも備わっているので、いつでも同じハイレベルな舞台を観ることができます。「今日の舞台はなんだかはずれだったわ~」ということがないわけです!安心して観に行くことができますね!!
劇場へ行こう!
出演者の確認
劇場へ出かけたらまずは「本日の出演者」を確認するのをオススメします。
同じ演目でも日によって少しずつ出演者が違うことがあります。出演者情報を見ていると、
- 「今日は○○さんが主役なのか~」
- 「この役、この間の○○さんとは違う人だね」
といった声が聞こえるかもしれません。きっとかなりの劇団四季ファンの方ですね。
同じ役でも役者が違うとその役者の個性が光り、前回とはまた違った印象を持つのです。 同じ演目を何回か観に行って全部の役者を見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
パンフレット
次にパンフレットを購入するのをおすすめします。
パンフレットには大まかなあらすじ。そして劇中で歌われる歌の題名が書いてあります。すでに知っている演目なら確認はいらないかもしれませんが、知らない話の時は少しだけ予習をしておいたほうがさらに楽しめること間違いなしです!
そして、パンフレットにはその日演じる役者の練習風景などの大きな写真が何枚も載っています。役者に合わせたパンフレットが数パターンがあるので、すべてそろえるのも楽しいですね。
オススメの演目
初めての方は以下の演目が観やすくてオススメです。
- キャッツ
- オペラ座の怪人
- サウンドオブミュージック
- ライオンキング
- リトルマーメイド
- アラジン
特に、ライオンキングなどのディズニー関連の演目は小さなお子様でも楽しめますよ!
まとめ
ぜひ、ご家族揃って劇場へ足を運んでみてください。きらびやかで夢がたくさん詰まった劇団四季、きっと気に入ってもらえると思いますよ。