パステルアート
絵を描くといっても、水彩画や油絵、塗り絵などなど色んな種類があり、それぞれの画材を使いますよね。
ところで、皆さんはパステルをご存知でしょうか?
パステルという画材は、学校ではあまり教えてくれる機会がないので、知らない方も多いかもしれません。
そこで、パステルで彩るパステールアートについてご紹介したいと思います。
簡単に手に入り、その日からすぐに始められるパステルアート。一体どんなものでしょう?
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パステルアートとは
どんな画材で描くの?
パステルは粉を固めた固形の円柱状の画材です。形が学校で先生が使用していたチョークにとてもよく似ています。
パステルには油分があまり入っていないため、強く握ってしまうとぽろぽろと砕けてしまう材質です。
色数は12色、24色セットが一般的ですが、多くなると木箱に入って250色セットのものもあり、色数が多いのが特徴のひとつです。
パステルはどんな種類があるの?
・ソフトパステル
ヒーリングアートなど、ほんわかした神秘的な印象の作品を描きたい場合はソフトパステルが向いています。 そのまま描くのもよし、カッターなどで粉を落として指で広げるもよし。とても明るい作品ができるのが特徴です。
・ハードパステル
外に出て、風景をガシガシ書いていけるのがハードパステル。 パステル特有の指でぼかすこともできて、外の景色の雰囲気をうまく引き出せる画材です。 絵の具の様に水に薄めたりはせず、直接紙にパステルで描けばすぐに色が付きます。
・オイルパステル
オイルパステルはその名の通り普通のパステルと比べると油分が多いです。 黒板(ブラックボード)と相性が良いため、カフェやパンやなどの入り口に飾ってある手描きのチョークアートによく使われます。
パステルアートの魅力
パステルで癒しのヒーリングアートが描ける!
ヒーリングアートとは癒やしや安らぎを与えてくれるアートのことです。パステルのほんわかした色彩は、沈んだ気持ちを落ち着かせ、元気づけてくれます。
パステルアートの作品をお部屋に飾って眺めているだけでも、日々のストレスから開放されますよ!
また、ヒーリングアートは描いていても優しい気持ちになれると評判のアートで、専門の講座もあるほどの人気になっています。
簡単に描くことができる
パステルはクレヨンのように直接自由に描くことができます。しかし、それだけではありません。 カッター等で削って粉状にすると、それを指で伸ばして淡い絵を描くこともできるのです。
例えば、3種類選んでグラデーションにするようにすると、きれいな夕暮れのような作品を描くこともできますよ。
特別な技術も必要ありませんので、子供からお年寄りまで年齢関係なく気軽に楽しむことができますね。
パステルはとっても安い!
油絵や水彩絵の具は、様々なサイズの筆や絵の具、バケツといった道具を購入しなくてなりません。道具を全て揃えるだけでも費用がかかってしまいますね。
しかし、パステルであればどこの画材店でも1本100円ほどで販売されているので、安く揃えることができるのです。
お金をあまりかけずに、手軽に始められるのはうれしいですよね!
パステルアートのはじめ方
パステルを使い分けよう
パステルの種類でもご紹介しましたが、描きたいものに合わせてパステルを使い分けることが大切です。
紙にふわっとしたお花を描きたいのなら ソフトパステル がオススメです。指でふわっとさせたい場所をぼかして広げていくととても癒される作品が書けます。
ほんわか塗るよりも自分はガシガシタッチを利かせて描きたい場合は、 ハードパステル がオススメです。人物の横顔などを肌に近い色や茶色・黒などで描くことによってその人物の個性を出すことができてとても楽しめます。
紙ではなく黒板にねっとりと深い色合いで描きたい場合は、 オイルパステル がオススメです。パンやりんご、ケーキやコーヒーなど、自分の思うように描けばとても個性的で特徴的な作品を描くことができます。
パステルの費用は?
パステルという画材は様々なメーカーからでているので、値段はまちまちです。
ですが、大体ソフトパステルやハードパステルは一本(一色)100円ほどから購入できます。 オイルパステルはやや値段が上がり、1本150円ほどになります。
色で迷ってしまいそうなら、12色、24色入りなどのセットを検討しましょう。 中には46色入りで 3,600円ほどで買えるのもあるので、セットの方が色数も一気に揃えられお手頃かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?パステルは難しい描き方を必要としません。自由に楽しく描いて見てください。
最初は落書きで楽しく!慣れてきたらいろんなモチーフを参考に描いてみてはいかがでしょうか?
これを機会に、是非パステルアートを試してみてくださいね!