バイオリン
バイオリンといえば、みなさんも良くご存知ですよね。オーケストラでは特に欠かせない弦楽器で、ソロでも楽団でも注目の的。最近ではJ-popでも使われています。
その鮮やかな存在感ときれいな音色、弾く姿の美しさに魅了される人も多いのではないでしょうか。
また、葉加瀬太郎さんや宮本笑里さんなど有名なバイオリニストも数多くいます。
始めるには敷居が高いと思われがちですが、最近ではお子さんの習い事や、大人の音楽教室でも注目されてきているんですよ!
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バイオリンとは
木製の本体に4本の弦が張ってあり、馬の毛を張ってある弓との摩擦によって音を出す楽器です。 フレットがないため、人差し指、中指、薬指、小指を使って弦の長さを調節して音程をとります。
弓と弦の摩擦や弾く早さによって音の強弱、音色を変えて演奏します。良くテレビなどで目にする指の振動は、音を波打つようにするビブラートと呼ばれる奏法です。また、指で弾くピチカートや、弓で木の部分をたたくコル・レーニョと呼ばれる奏法などがあります。
自宅で小さな音で練習できるエレキバイオリンも注目されてきています。アンプをつないで大きな音を出すこともできます。
バイオリンの魅力
美しい音色
バイオリンの魅力は、何と言ってもあの音色。多くの人を魅了してきたあの艶やかで高級感のある音色にうっとりしますよね。
弦楽器の中でも擦弦楽器と呼ばれており、一度出した音の余韻を楽しむこともできれば、ピアノなどのように和音を奏でることもでき、音の出し方のバリエーションが非常に豊富です。
曲調も問わず、1本のバイオリンでクラシックからロック、ポップス、民族音楽などいろいろな演奏ができます。
弾いている姿が格好いい
姿勢を正してドレスコードで弾いている姿はとても魅力的。普段とはまた違う一面を他人に見てもらうチャンスかもしれませんね。
楽器を弾けるというだけで素敵に映ることも多々ありますが、それがバイオリンとなると優美で高貴にも見えます。 異性にアピールするチャンスかもしれませんよ(笑)
持ち運びやすい
バイオリン本体は60センチほど、子供でもケースに入れて背負えるほど持ち運びしやすい楽器と言えます。
教室でレンタルすることもできますが、自分の手に馴染んだもので普段から練習できると、楽器にも愛着が沸きますし、上達への近道になるかもしれませんね。
お手入れも自分好みにできるので、購入後は松脂を塗ったりして、自分の好みの滑り具合にすることもできます。
バイオリンのはじめ方
まずは楽器をみつけよう
値段も様々、形も少しずつちがいますが、初心者用のバイオリンでしたら8万円程度。中古でしたらもう少し安いものもあると思います。
見た目、音色、手に持った感覚や格好良さで選んでみるとよいでしょう。
どこで習う?
バイオリン専門の教室もありますし、巷の音楽教室でもバイオリンを教えているところも多いです。 ごく稀ですが、地域のサークルや楽団でも募集しているところもあります。
バイオリンは手入れも必要ですし、初心者だと尚更わからないこともあると思います。 楽器屋さん併設の音楽教室であれば、必要なお手入れ用品などもすぐに手に入りやすく、店員さんからアドバイスももらいやすいのでオススメです。
必要な道具は?
バイオリン、弓、チューナーが必要です。松脂は弓の滑りをよくするのに必要になります。 チューナーは楽器店にも売っていますし、スマートフォンのアプリでも無料のものが用意されています。 替えの弦なども購入しておくと何かと便利でしょう。
まとめ
音色も弾く姿も美しいバイオリン。何か始めるときは、まず形からという人にはもってこい! 弾けるようになれば、バイオリン同士でアンサンブルをしたり、チェロやウッドベースなどの楽器と一緒に合わせても楽しいですよ。目標としている曲を1曲弾けるようになるだけでも自慢できます!
優美で艶やかなバイオリン、自分磨きに、自分を変える第一歩として、はじめてみてはいかがでしょうか?