和裁

和裁

夏の花火大会!フェスやライブ!身近なところで浴衣を着る機会、意外と増えてきましたよね。少し大人になってくると、さらりと浴衣や着物を身につけて、お出かけするのも楽しくなってきます。

浴衣くらいなら、なんとか着られるようになってきて、帯や小物合わせが楽しくなってきたら・・・次は自分専用の着物を、自分で仕立ててみませんか?

自分のサイズで仕立てる、世界に一つだけの着物。完全オートクチュールの一品を自分の手で仕上げる。

こだわりの詰まった、愛情いっぱいの一着の完成が楽しみになります!!

和裁ってどんなもの?

和裁とは

そもそも「和裁」とは和式の裁縫のことです。家庭科の時間に一通りの縫い方や布の裁ち方は習いましたよね。普段の生活では、とれかかったボタンやほつれた裾の補修くらいでしか、裁縫道具を持ち出さなくなってしまったけど、もう一度ゼロから何かを作ってみるのも楽しいですよ。

洋服などを作る洋裁は、物を立体で捉えて縫いあげていきます。洋服のデザインがたくさんあるように、その基本の形や縫い方、布の切り方も多種多様です。

それに比べると、和服の基本パターンはただ1通りのみ。和裁では一度自分のサイズを測ってしまえば、様々な種類のお着物を仕立てることができます。

和裁の魅力

着物

自分だけの一着を仕立てる

自分サイズの浴衣や着物を持っているって、なんだか粋でかっこいいですよね。しかし、いざ着物屋さんに足を運んで、反物を選び、購入して、採寸をして、加工をして、仕立てに出して、、、これは意外とハードルが高いです。

ならば、ネットで可愛い反物を仕入れて、時間をかけても自分で縫ってみる。愛着のある、大切な一着の完成が待ち遠しい!

いろいろな和服を仕立てられる

和裁の講座では、基本の縫い方からはじまり、浴衣、肌襦袢、長襦袢、単衣の着物、袷の着物、道行きコート、振袖・・・と、様々な種類の和服を仕立てられるようになります。

日本には四季があり、着物には、季節やTPOに合わせた素材や柄などの常識があります。簡単に言うと、春は桜等の花があしらわれた、裏地のついた袷の着物。夏には裏地のない単や薄手の生地の着物。真夏の浴衣が過ぎれば、紅葉や実りを表す柄の着物にといった変化をつけていきます。

着物を着る機会は少なくなりましたが、このような常識も、和裁に触れなければ知りえなかった知識です。とても興味深いですよね。これらの着物、全種類の縫い方を全部習得するには、もちろん長い道のりですが、一生続けられる趣味って、とっても素敵ですね。

和裁ならではのこまやかさ、気配り

和裁の基本は、「縫い方」から。家庭科の授業でもたくさんの縫い方を習った気がするけど、和裁では、大きく2通りの縫い方の応用で仕上げることができます。着物の裏地にも縫い目がでない、「くけ縫い」は、はじめは難しく感じますが、仕上げてみると、着る人のことと布への愛情がたっぷり詰まった、日本人らしい独自の縫い方なのだと、驚きます。

また、和裁の一番の美学は、柄合わせの妙でしょうか。脇の下や背中心で布が合わさるのですが、その柄を合わせる作業の繊細なこと、繊細なこと。全体像をイメージし、柄が流れるように、草木や花の角度を合わせていきます。日本人ならではの繊細な感覚に感動を覚える瞬間です。

和裁のはじめかた

甚平

教室へ行ってみよう

最近では、「ゆかたをはじめて縫う方へ」向けた初心者講座や、「長襦袢(じゅばん)を縫ってみよう!」といった、初心者向けの和裁講座が、インターネットなどを中心に展開されています。回数や料金は、教室によってまちまちですが、基本的には、毎回色々な生徒さんが、それぞれの進度で進めており、わからないことは気軽に先生が教えてくれるという教室ぐ多いようなので、自分のペースで進められます。

なお、着付け教室をメインとしている会社や、着物屋さんなどでも和裁教室が開かれているようです。

必要なものは?

和裁の基本は、すべて手縫いです。そのため、ミシンなどの機械は使いません。縫い目を外に出さないように丁寧に縫っていくのが和裁ですから、ミシンの原理は通用しないのですね。和服はすべて、平面から成り立っていますから、長机一つと、裁縫セットがあれば、十分でしょう。丁寧に縫いたい場合は、「くけ台」といって、反物を引っ張りながら縫うための道具が必要ですが、安価で手に入れられます。

まとめ

反物

日本人に生まれたのだから、日本人らしい手仕事を身につけたい。そんな気持ちのある方には、和裁教室をオススメします。素早く結果の出せる習い事や趣味の多い今の世の中で、小さなゴールを積み重ねて、浴衣から振袖まで、長いゴールを目指して習得していく和裁教室の魅力は、その道のりの長さです。

はじめは自分のために、いつかは誰かのために、暖かくて心のこもった「和服」を「仕立てる」ことができるようになる和裁教室。一生続けられる趣味として、はじめてみてはいかがでしょうか?

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