見ても作っても楽しい折り紙

見ても作っても楽しい折り紙

図書館で働き始めた頃、季節に合わせた壁飾りを作るために、久しぶりに折り紙の本を借りて花や動物を作りました。子どもの頃は、一つ一つの折り目を綺麗につけるのが苦手でなかなか手が出せなかった折り紙ですが、ゆっくり折ってみると奥が深く、面白いということに気づきました。

職場の先輩に聞くと、折り紙細工は子どもたちの目をひきやすく、本の特集コーナーの周りに可愛く飾り付けをしたりすると、本を手にとるきっかけにもなるということでした。子どもの心をとらえるような空間を作れるようになりたいと思い、折り紙の練習を始めました。

本を見て特訓!

図書館には、折り紙の本がたくさんあります。子ども向けの簡単なものから、複雑な伝統工芸のようなものまで幅広い難易度に分かれています。まずは簡単で可愛く華やかに見えるものを探し、いくつか折ってみました。動物の顔や、栗や桃など形のわかりやすい食べ物、押すと跳ねるカエルなど、小さい子どもが好みそうなものを作りました。

難しいものは本を見ても折り方がわかりづらく、先輩に聞きながらゆっくり時間をかけて折りました。仕事中は他の業務で忙しいので、家でゆっくり練習しました。

始めて良かったこと

折り紙は飾りとしてだけではなく、子どもたちとのコミュニケーションのきっかけとしても役に立ちます。 読み聞かせ会の最後に、読んだ本に関連する折り紙をみんなで作ると、とても和やかな雰囲気で会を終えることができます。

仕事だけではなく、プライベートでも楽しめます。 母が病気で入院していた時、ちょうど七夕が近かったので、織姫と彦星の作り方を書いた紙をそえて、色とりどりの折り紙を病室に持っていったところ、楽しくて気が紛れたようでした。

一番嬉しかったのは、子どもの頃の苦手意識を克服できたことです。三つのパーツを組み合わせて作るコマを完成させた時は、とても達成感がありました。

もっと難しいものを

今は主に、子どもたちのために簡単な折り紙を多く作っていますが、もっと手数が多くて複雑なものにも積極的にチャレンジしていきたいです。いくつものパーツが必要な多面体や、本物のように美しい薔薇、直立する動物など、昔は挫折してしまった難しいものも作れるようになって、家や職場に飾れるほど上達できたらいいと思います。

また、簡単なものも難しいものも、折り目を正確につけると見栄えがするのは同じです。子どもに教えながらでも、仕事の合間に量産している時でも、焦らず丁寧に作っていきたいです。

種類も豊富で楽しい!

折り紙売り場へ行くと、普通の色のほかに、和柄や花模様、オーロラのような模様のついた折り紙もあり、どれを買おうか迷ってしまいます。それほど高いものではないので、いくつか種類を買って、用途に合わせて使い分けるのも楽しみの一つです。

手先が不器用だから無理、と思っている人も、始めてみると気持ちが華やぎ、夢中になってしまうかもしれません。手を動かすと頭も冴え、新しいアイデアが浮かんできたりするので、これから始める人にもぜひ、臆することなくいろいろな作品にチャレンジしていただきたいなと思います。

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