フランス語
フランス語というと、憧れの存在でありながら私たちの日常とはかけ離れたイメージが強いかもしれません。
ところが、少し身の回りを気にしてみると、エルメス、ルイビィトンのブランド名、クレープ、シュークリーム、そして解禁日を待ちわびるほどのボンジョレヌーボーも私たちの生活にとけこんでいますよね。また、エッフェル塔、凱旋門といった名所や、モネやルノワールのような絵画も有名です。
そんなフランス文化に近づける、フランス語学習についてご紹介します!
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フランス語ってどんな言語?
2020年のオリンピックに向けて、国際化が進み英語プラス第2外国語を学ぶ人が増えています。高校や大学の第2外国語の科目としても、また大人の教養としても不動の人気を誇るフランス語学習。語学学習というと、「英語で嫌な思いをした!」と、難しいイメージがあるかもしれませんが、受験のための勉強とは違い楽しいのです。
それに、実は日本とフランスは歴史的にも交流が深く学びやすい環境があり、文化イベント等を通じて気軽に学べるチャンスがたくさんあるんですよ。
フランス語の魅力
フランス文化に直接触れられる
絵画や文学などの芸術、ファッション、料理、哲学などはフランス発祥なので、フランス語を学ぶことによりその作品に隠されたルーツをより深く知ることができるのが一番の魅力。日本語に訳されていない言葉遊びやニュアンスを知ると、秘密を知ったような得意な気分も味わえますね。
発音や文法が美しくてステキ
日本語や英語にない「r」の発音や独特のイントネーションは独特の美しさを秘めています。一方、文法は名詞に男性、女性があること、動詞の変化が多様であり、難解だと言われる方もいます。しかし、それはそれだけ繊細な言語だということ。つまり、学べば学ぶほど魅力を知れる言語だといえますよね。
英語に次ぐ第2の公用語
以前はフランス語が公用語とされていた歴史的背景から、英語に次ぐ第2の公用語として「使える」「必要とされる」外国語であるのが、フランス語。フランスで使うだけでなく、フランス語圏、さらには、国際機関などではフランス語が使えると大変有利だとか。フランス語人口は2.2億人、そしてフランス語を公用語として話す国は、なんと29カ国と英語に次いでいるのです!
はじめやすさ
語学は、自分の気持ちとテキストさえあれば、始められます。テキスト片手にフランス料理のメニューに挑戦したり、フランス語圏の旅行へ行ったりというのもあり。お料理しながらフランス語レッスンなど興味深いイベントも人気ですね。もし、独学が不安であれば、ネットやスクール通いでいつからでも始められというのも大人の教養として人気があるからこそですね。
はじめ方
まず何からはじめる?
まずは、フランス会館(アンスティチュ・フランセ)を訪問してみてはいかがでしょう?フランス会館はフランス語教育と日仏文化交流のためのフランス政府公式文化機関。語学教室だけはなく、マルシェや上映会などが開催され誰でも参加OK。
会館の敷地内では、人と人がすれ違うときの挨拶は「ボンジュール!」。声をかけられて「ボンジュール!」とついつい返事してしまうほど、日本にいながらフランスの空気を感じれます。
もっと話してみたい!そう思ったなら次は、スクール探しです。
必要なもの
テキスト、文具、レッスン料、そしてやる気が必要です!レッスン料はグループレッスン、個別レッスン、レッスン時間、レベル等によって様々です。月6,000円~20,000円位が相場です。開講時期も教室によって様々です。
まとめ
少し話せるようになると、使ってみるために旅行へ、さらにはフランス語検定、留学など道も広がります。新しい言語に触れることは新しい人との出会い、そして、新しい世界をみた「新しい自分」が待っています。
ボンジュール!と笑顔で話す自分を描いて、気軽に始めてみませんか?