囲碁

囲碁

なんとなく「囲碁はご年配の方たちの娯楽でしょ?、難しそう」といった印象を持っている方も多いのではないでしょうか?

とんでもない!実は、囲碁のルールはとても簡単でシンプル!

そこから、年齢・性別・国籍を問わず世界中で楽しまれているのですが、最近ではそれだけに留まらず「脳トレ効果」にも期待と注目が集まっています。驚くことに、授業に取り入れている小学校、高等学校、大学もあるほどなんですよ。

脳トレ、コミュニケーションツールとしても話題の囲碁をご紹介します!

囲碁ってどんなルールなの?

囲碁のルール

19×19マスの碁盤の上で競います。縦横と線が交差する上に黒と白の石を交互に置いていくという極めてシンプルなものです。

囲碁の最終目的は「相手より地を多く取ること」であって、簡単に言ってしまえば「陣地取りゲーム」なんですね。

オセロでは白からスタートしますが、囲碁では黒が先手でスタートします。
そして、一度置いた石は動かせません。一旦、石を置いたら動かせない・・・つまり、すでに置いた石を活用してくことを考えないといけない。

それはとても静寂なようで、役割や意味が、周りとの石の関係が、静かだけれど確実に変わっていくのです。まるで、わたしたちの実社会のような印象さえも受けますよね。

知れば知るほど深まる魅力

囲碁1000面打ち

「力」の向上

囲碁は「思考力・集中力・記憶力・忍耐力・判断力」といったあらゆる「力」を養うことができると言われ再注目されています。

そして、相手と対面して囲碁を打つことによって、コミュニケーション能力も高めてくれます。「次に相手は何処に打ってくるか」を考えることは「相手の立場になって考える」ことにつながるんですね。盤面を広く見ることは大局感も養います。

ルールは少なく、いたってシンプルなゲームですが、この「囲碁」というのはしばしば宇宙に喩えられるほどに奥が深く、丸暗記や詰め込みだけでは上達しません。強くなるにしたがって、その面白さは飛躍的に増していくことでしょう。

シンプルだからこそ奥深くあらゆる可能性を秘めているので、個性的な最良の一手を「考える力」を養っていくとも言えますね。

身近にある囲碁用語

「駄目・布石・一目置く・先手を取る・後手に回る・死活問題」などなど、我々が普段から使っているこれらの言葉が、実はれっきとした囲碁用語というのはご存知でしたか?知らず知らずのうちにこんなにも私たちが使う日常会話の中に溶け込んで存在しているなんて驚きですよね。

今挙げたのはほんの一部なので、自分で調べてみると新しい発見もたくさんあって、きっと楽しいことでしょう。

世代も国籍も文化も性別も関係ない!

同じ土俵で面と向かって、世代も性別も超えて楽しめるのが囲碁の最大の魅力といっても過言ではないかもしれません。 職業や肩書きだって関係ないんです。

そしてさらに、囲碁の人気は今や中国・韓国と言ったアジア圏から、アメリカ・ヨーロッパといった世界中にも普及しています。

ルールさえ覚えてしまえば、みんなが平等に対戦できる。たとえ言葉が通じなくとも一緒に楽しめる。こんな風にいろいろな「コミュニケーションの壁」を取り払ってくれるんですね。

囲碁のはじめ方

とにかく打つ!

せっかくなので、一緒にスタートする仲間を作るのはいかがでしょう。
上達のコツのひとつは「楽しい!」と感じることですから、同じくらいのレベルの人たちと競い合いながら楽しむと、競争心も芽生えたりして長く続けていけると思います。

身近に実力のある方がいたら、ぜひ直接学んでみてくださいね。

インターネットや書籍を活用!

「とりあえずはじめてみたい」「仲間が身近に見つからない」「教えてくれる人もいない」そんな人は、インターネットを利用してみましょう。

書籍の購入もオススメです。人気の趣味なので最寄りの本屋さんで入門書などは簡単に手に入ると思います。

そして後々ネット対戦などをしていくためにも、基本のルールやマナーはしっかり正しく学んでおくことが大切です。

本格的に学んでみたい!

有料ではありますが、囲碁サロンや碁会所への入門はとてもおすすめです。プロの棋士やインストラクターの方から直接学ぶことができます。良き師につき良き棋書に学ぶことも上達に大切なことと言えるでしょう。

まとめ

碁石

木の碁盤に「パチン!」と鳴る石の音はなんとも心地の良いものです。
先を読んだ戦略を立て、勝負に勝って気持ちよくストレスの発散をしながら、同時に頭脳の鍛錬もしちゃいましょう!

さあ、あなたもさっそく囲碁をはじめてみませんか?