誰でも簡単!自宅で出来るトンボ玉

誰でも簡単!自宅で出来るトンボ玉

友人と出掛けた旅行先で、吹きガラス工房を見学しました。皆さんもテレビなどで見たことがあるかも知れませんが、ガラス工芸の制作工程は大変面白いものです。真っ赤に熱せられた飴細工のようにやわらかいガラスが、職人さんの手であっという間に器や人形などに姿を変えていく様子は、まるで美しい魔法のよう。

その時はとんぼ玉でなく、グラスの制作体験をしたのですが、難しいけれど奥の深いガラスという素材に魅せられて、本格的にガラス工芸を学んでみたいと思ったのがきっかけでした。

専門学校へ入学しちゃいました

ガラス工芸を学べる学校やカルチャー教室には、ワイングラスなどを削って装飾を施すグラヴィールや、ステンドグラス、とんぼ玉、石膏型にガラスを詰めて焼成するキルンワークのスクールなど様々なものがあります。

どの技法が一番向いているのか分からず、とにかくいろいろなガラス工芸にチャレンジしてみたかったので、トンボ玉などのバーナーワーク(小型のバーナーを使って小物を制作する)から本格的な吹きガラスまで学べる2年制の専門学校に入学しました。

基礎があれば販売も夢ではない

専用の工房がないと難しいガラス工芸ですが、とんぼ玉なら自宅で簡単に制作することができるので作品販売も夢ではありません。

しかし、デザインや模様のつけ方などは、独学で学ぶには限度がありますから、スクールできちんとした技術を学ぶことには大きな意味があります。基礎がしっかりしていると、デザインのアイディアをどうやって形にすれば良いか分かりますからね。

趣味と実益を兼ねるためにも、一度スクールに通ってみてはいかがでしょうか。

無限の可能性があるとんぼ玉

ブレスレットやネックレス、キーホルダーなど、とんぼ玉は組み合わせ次第で様々なアイテムの装飾に応用することができます。

例えば、カフェカーテンの裾に、重りのように縫い付けても可愛いですし、帽子や靴に留めても素敵ですよね。また、とんぼ玉というと穴の開いたガラスのビーズを思い浮かべる方が多いと思いますが、アイディア次第でその可能性は無限に広がっていきます。

柄や形など、装飾的なアイディアはもちろんですが、「ビーズ」という枠にとらわれず、「小さなガラス小物」といった感じで、自由に作品を作っていきたいと思っています。

誰でも今すぐ、簡単に始められる

専用のカセットバーナー、材料となる色ガラス、ガラスを巻きつけるための鉄芯、出来上がったガラスを冷ますためのバーミキュライト、鉄芯からトンボ玉を外すための離型剤、この5つがあれば、とんぼ玉はどなたでも今すぐご自宅で始めることができます。どれもネットやホームセンターで簡単に買い求めることが出来る材料ですから、興味がある方は是非始めてみてください。

また、興味はあるけど難しそう…と思っている方は、一度浅草橋に出掛けてみることをオススメします!浅草橋は別名「ビーズ街」とも呼ばれていて、プロの制作したトンボ玉や、手作りのアクセサリーに必要な様々な材料が揃っています。見て歩くだけでも楽しいですよ。

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