空手
空手と言うと、厳つい男の人達がどつきあっているというイメージをする方も多いのではないでしょうか?また、女性や高齢者の方などが空手をしているイメージはほとんどないかもしれません。
確かに、空手は格闘技なので激しくどつきあうという点は正解かもしれませんが、あくまでもスポーツ。きちんとルールや決め事があって、禁止されている行為もあります。
そんな喧嘩にも似て全く異なる、空手というスポーツについてご紹介したいと思います。
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空手ってどんなもの?
型を身につける
空手は簡単に言うと、対人同士の組手をするスポーツですが、まず最初に基礎となる組手の型を体に叩き込みます。 そしてその組手の型の応用をして、1対1で組手という実戦で試すという流れなっています。
例えば、楽器を演奏したときのことを思い出してみてください。演奏する前に、まず楽器の音の鳴らし方をしっかりと練習したと思います。そしてみんなで演奏しましたよね。つまり、空手は楽器を演奏するのと同じなのです。
組手って何?
組手はもちろんただ相手を殴ったり、蹴ったりするのではありません。
例えば、まず自分が相手を攻撃し、相手はその攻撃を防ぐ。そして相手が反撃をする。そのような流れの中で動きが合わさって成り立つものが組手というものです。
また、どちらかだけが攻撃で、どちらかだけが防御という形ではありません。攻守ともに行うのが組手です。
空手の魅力
正しい護り方を学べる
空手を通して、自分を自分自身で正しく護る術を学ぶことができます。 なんとなく喧嘩の仕方を学んでいるように思えますが、自分や相手を傷付けるのではなく、その場を制圧するというものなのです。 自分に自信のない方、鍛えたい方にはとても最適です。
頭の回転が早くなる
空手は、実は頭の回転もよくなるスポーツなんです。なぜだと思いますか?
組手の中で相手の動きが見えてくるようになると、それにどう対応するか瞬時に考え、判断し、行動に移す必要があります。
つまり、組手の時は常に頭が働いていて、それによって自然と頭の回転が良くなっていくのです。
体も鍛えられ、頭の回転まで早くなる。まさに一石二鳥ですね。
スリル満点の駆け引き
組手の1番魅力は、相手との駆け引きです。そこに力の強さなどは関係ありません。 どれだけ相手の動きを読み、隙をつくか。上手い人ほど動きの間にある隙を鋭くついてきます。まるで自分の動きが読まれているように感じたりします。
そんな先輩を相手に、決められた型で攻略していく。それが空手の醍醐味といえるものなのです。
空手をはじめよう!
揃えるもの
- 道着
- 帯
- すね当てミット
そして、自分の体です。あとは何も必要ありません。
道着は着物と同じなので簡単ですが、帯は初めは締め方が分からないのが当然なので、上の人に締めてもらいましょう。
すね当てミットは、自分が怪我しないためにも、相手に怪我をさせないためにも必要です。健康体でなければできないスポーツ、それが空手というものなのですから。
道場かスポーツジム
どちらを選んでも良いですが、本格的に習いたい!仲間を作りたい!となれば道場へ通うことをオススメします。道場はいつも同じメンツで稽古をします。慣れてくるととても居心地が良くなるでしょう。
スポーツジムは、手軽に少しだけ・・・といったときに行きやすいです。スポーツジムの方がお手軽感はありますね。
まとめ
ダイエットに、格好だけでも、見るだけでも、そんな気持ちでも空手をはじめるには充分です。まずは空手に触れてみる、そこが大事なのです。
体全体を思いっきり使って力いっぱい動かせる機会は、空手をおいて他においてはないのではないでしょうか。
新しい風を自分に呼び込みましょう!
空手の体験談
空手を始めて私が解ったこと
(福岡県 40代 女性 )
私が空手の存在を知ったのは小学生の頃、兄が持っていた漫画「空手バカ一代」で極真空手の存在を知りました。その漫画の ...