バラで心が癒やされています

バラで心が癒やされています

3年ほど前の母の日のプレゼントとして、ブルーローズの「ターンブルー」という品種の鉢植えをもらったことがきっかけでした。その神秘的な色合いの花にひとめぼれ!してしまい、上手に育ててまたきれいな花を咲かせてあげたい!絶対に枯らしてしまいたくない!!と思って、どんどんのめりこんでいってしまいました。私の家には庭がないのでベランダで育てていますが、気がつけばそれほど広くないのに合計8鉢、香りがよくコロっとした花を咲かせるピンク系ブルー系を中心にバラがひしめき合う空間ができあがってしまいました。

どうやってはじめたか

バラに限らず園芸に関して全くの素人でしたので、まずは独学で学びました。書店や図書館で「バラ栽培方法」について書かれているものをとにかく片っ端から読んで学び、写真や手順が丁寧に書かれている本を購入して参考書代わりに、バラを切ったり植え替えたりと実践を通して、肥料のやり方や剪定のタイミング、どこまで切ってもいいのかなど自分がやりやすい方法を習得していきました。

またバラを栽培している方のブログもとても参考になりましたよ。花の美しさだけでなく剪定方法や植え替え方法、害虫についても紹介している方も多く、本からだと分からない情報も仕入れることができとても参考になります。

はじめて良かったこと

生活に潤いと心に余裕ができたのが一番良かったことです。毎日バラに水をあげたり肥料をあげたり、葉や枝ぶりを眺めたり、花が咲いたらその甘い香りを吸い込んで写真に撮り、カットして部屋に飾るとふとした瞬間に香ってきて・・・。子育てに追われる日々でひとつひとつの作業にそこまでゆっくり時間が取れなくても、とても癒され心穏やかになる時間が持てることがストレス解消にも役立っています。

同居のおばあちゃんや友人へのプレゼントに、簡易ブーケを作ってあげるととても喜んでくれるのも嬉しいことですね。

これからどうしたいか

バラが大好きでバラを育てているという人ともっと交流を持ち、子育てが落ち着いてからバラ友さん達と「国際バラとガーデニングショウ」に出かけることが、今の私の夢なんです。もちろん、今育てているバラたちをこのまま大切に育て続けて、毎年ステキなお花を咲かせられるようにお世話をしていくことも目標にしています。あとは・・・もう少しお迎えしたいバラがあるので、スペースをどう作り出すか考えていきたいと思っています。ちょっとムリがありそうなんですけれどね。

さいごに

最初始めた時は、「バラ栽培は難しいでしょ?すぐに枯らしてしまうよ」と良く言われたものでした。でも実際にお世話をしているとそれほど難しいと感じませんでした。毎日土の状態を見て水遣りをすること、定期的に肥料をあげること、花が終わった後と夏と冬に剪定をすること、この3つをしっかり行えば、四季咲きバラなら真冬以外は花を楽しむことができます。病気や害虫も発生しやすい時期に事前に防除してしまえばそれほど困ることもなく・・・とても簡単に楽しく続けられるのが、子育て中の私にもあっているようです。

私のバライメージ「深紅の花びらの尖ったバラ」というものを覆すような、花弁がたくさんあってまあるくコロンとした可愛らしい品種、フルーツのようなとっても良い香りのする品種、有名な人物の名前がついている品種、つる状に伸びてアーチをつくれるものや、背が低くて鉢栽培向き・・・などなど、バラは本当に数え切れないほどいろんな種類がありいろんな表情があって、見ていて飽きません。バラ園などバラが植えてある場所へ行くと、花だけでなくその株の状態や剪定状態を見て楽しむというちょっとマニアックな見方ができるようになってしまうのも、栽培をしている人ならではでしょうね。

こんなに楽しいバラ栽培ですが、資材に少々お金がかかってしまうのがネックです。良い花を咲かせるにはやっぱり専用の土が一番だったり、肥料も専用のもののほうが花付きや開花した時の状態がよいことが多いので、それらを買い求めるとお値段がちょっとということが多々あります。それでもいいからあのステキなお花を見たいと思えるところがバラのすごいところでもあるんですよね。

バラは樹木なので、枯れてしまわない限り何十年にも渡って楽しませてくれます。たった一鉢一株でも、まさにバラ色の時間を私にくれるバラ栽培は、一生の趣味にしていきたいと思っています。

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