リボンレイ
ハワイ旅行に行った時にホノルル空港出口で旅行者にかけてくれる、生花や貝殻、ククイの実の首飾りをレイと言います。 レイを首にかけられると南国に来たんだ!!と実感できますよね。
そのレイを生花を使わずに、リボンで作る首飾りをリボンレイと言います。
最近では簡単に作ることのできる携帯電話用のストラップもリボンレイの一種と言われています。
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リボンレイが作られるようになった背景
生花のレイは旅行者にプレゼントされる以外にも、お祭りや特にフラダンスの大会などではふんだんに使われることが多いようです。 そのようなイベントがある時にはそれは沢山の草木や花が摘み取られているのが現実です。
しかし、ハワイでは昔から自然から受け取る草木や花を神からのいただきものとして貴重なものとされてきました。沢山摘みとられて、神からのいただきものである豊かな自然を損なわないようにと考えられたのがリボンレイと言われています。
リボンを編んだり縫ったりするリボンレイは、リボンで作っていながらも生花と見分けがつかないような完成度に仕上げることが価値があるとされています。
実際、熟練された方の作るリボンレイは少し離れたところから見ると生花と見間違えてしまうほどです。鼻を近づけると良い香りがしてハワイにいるのかと錯覚すらしてしまいそうです。
リボンレイの魅力
世界にひとつのオリジナルな作品ができる
一口にリボンと言っても、形、色、素材、大きさ、編み方によって完成するリボンレイは様々。首飾り以外にも、携帯電話用ストラップやバッグチャーム、IDカード用のネックストラップなども作れてしまします。作ったものを持ち歩くことができるのも魅力ですね。
レイが上手にできたら、ハワイが好きな方やフラダンスをされている方にプレゼントしてみませんか?間違いなく喜ばれる贈り物になりますよ!
インテリアにも最適
普段の生活では生花のようにゴージャスなレイを首からかけることめったにないと思いますが、色彩豊かなレイはインテリアとしてとても重宝します。季節に合わせて飾るリボンレイを変えるのも素敵ですね。ハロウィンやクリスマスにはリボンレイのリースを作ってみてはいかがでしょうか?
意外と難しくない
華やかなリボンレイを見ると、難しいんだろうなと感じるかもしれませんが、そんなことはありません!ひとつのパターンを繰り返し編んでいきますので、そんなに難しくはないのです。どちらかと言うと、繰り返し作業が苦に感じるかもしれませんが、完成したときの達成感はたまりませんよ。
リボンレイを作ってみよう
どうやって作るの?
サテンのリボンが使われることが多く、まずはサイズを測りながら1枚1枚裁断します。そして、様々な折り方をしながらひとつずつ針を刺してつなげていくのが一般的な作り方です。
どこで習う?
作り方の本も出ていますが、できれば最初は、リボンレイインストラクターから直接習うことができるお教室に行くことをオススメします。簡単な折り方、編み方であれば1回習うだけで習得できるでしょう。
ハワイ出身の先生や、インストラクターに認定された先生のお教室も沢山ありますが、まず気軽に始めるなら1回で終わるハワイアンイベントでのワークショップに参加されてみると良いかもしれません。
必要なものと費用は?
必要な道具は縫い針、糸、ハサミ、サテンリボン等ですが、ワークショップへの参加であれば道具を用意する必要はありません。
1回のレッスンは2500円から5000円程度であることが多いです。
まとめ
一般的にはまだあまり知られていないかもしれませんが、ハワイアンショップでは商品としてリボンレイが並んでいることも多いです。 作業スペースを広く取る必要もなく、自宅でも簡単に始められるのも魅力ですね。
是非一度、お気に入りカラーでリボンレイ作りを楽しんでみませんか?