富士登山

富士登山

2016年から山の日が始まりました。一度は富士山に登ってみたいと思っている人は多いのではないでしょうか?

日本一高い山だけれど誰でも登れる山でもあります。それはきちんとした登山道があり、迷うことは無いからです。

必要なのは「気力」だけ。毎年30万人以上の人が7月から8月の2ヶ月の間に登頂を目指し登っています。

それほどの人々を魅了する富士山に挑戦してみませんか?

富士登山の魅力

影富士

富士登山の楽しみ方

最大の楽しみは山頂でのご来光ではないでしょうか。他にも、遥か彼方まで続く雲海や、気象条件が揃えば影富士を眺めることもできます。

また、山頂へのルートも1つではなく、静岡県側の「富士宮ルート」「須走ルート」「御殿場ルート」、山梨県側の「吉田ルート」といくつもあるので、何度も登山をして違った風景を楽しむ方法もあります。

登山者たち

老若男女、様々な人たちが登頂を目指して登っています。中には4、5才くらいの保育園児が集団で登ることもあるんです!見知らぬ登山者同士が声を掛けあって励ましたり、意気投合する光景には感動を覚えます。

また、富士山は2013年に世界遺産に登録されました。今や日本中だけでなく、世界中の人々が登山に訪れています。

富士登山は運試し?

誰でも登れる山でありながら誰でも登ることができないのも富士山です。標高が高いため高山病を起こす人もいたり、自分のペースが分からず途中で脚が動かなくなったり、天候が荒れて断念、登頂したものの御来光を見ることができなかったりと、半ば「運」みたいものがあるのも富士登山です。だからこそ、その「運試し」に挑戦するのも富士登山の魅力かも知れません。

富士登山で得られるもの

何より一番の感動は日本一高い山に自分が登っていることです。登頂をして運良く御来光を拝めた日にはそれこそ人生観が変わる人もきっと中にはいるはずです。それほど富士山から見る光景は素晴らしいのです。

富士下山?

富士山は登るだけが楽しみではありません。最近では、五合目から出発して下山する富士下山ツアーも組まれています。 五合目から上の無機質な風景とは異なり、下のほうは季節によって移り変わる広葉樹の風景を楽しむことができますよ。 登頂した後では体力の余裕がなく、見過ごしてしまいそうな動物や植物も観察しながら歩けるのはうれしいですね!

富士山に登る

富士山に登る

ツアーで行く

日本全国からバスや電車で行く富士登山ツアーがあります。 初めて富士山に登る人、山そのものが初めての人は服から靴、ザック全てレンタルで揃えることができます。 ツアーの際に申し込むと富士山5合目で受け取ることができるので普段着のまま身軽に行くことができます。

富士登山ツアーのバス会社は数多くあるので、時間・行程・料金・サービスなどを比較して自分に合ったツアーを選びましょう。

個人で行く

個人で行くのはバス、電車、車等がありますが、車で行くなら時間に余裕を持って行かないと大渋滞に巻き込めれ登れなくなることもあります。公共機関のバスなら大渋滞でもバス優先で行かせてもらえるので車は極力下の駐車場に止め、バスで5合目まで行くのをオススメします。

都内では新宿から富士山5合目までシーズンになるとバスが頻繁に出ていて、行きも帰りも自分の都合で乗れるので大変便利です。

必ず準備するもの(レンタルで無い場合)

登山グッズ

登山靴

登山道は岩や砂れきが多く、足元が安定しませんので、足を守るためにきちんと自分に合った靴を選びましょう。

ザック

メーカーによって背負った感じが微妙に違います。自分の身長にあったザックをオススメします。女性はデザインも気になると思いますが、日帰りの登山ではさほど気にしなくても大丈夫です。

雨合羽

上下分かれているカッパの方が動きやすいです。防寒対策にもなるので上だけでも着ると寒さを防げたりします。 ゴアテックス素材もあり、山小屋泊まりの登山を目指すならこちらをオススメしますが、お値段もそれなりにしますので初めから用意する必要は無いでしょう。

その他に食糧も必要ですが、初めての登山なら極力荷物は少なめにして、山小屋で買えるものは高くても買うようにしましょう。 初心者だとあれもこれもと荷物が多すぎて、その結果体力が消耗され登頂できないという人も毎年数多くいます。

御来光をみる!!

御来光

日本一高い山「富士山」そこでの御来光は毎年数多くの人々を魅了させます。 御来光の瞬間拍手が起こったり、手を合わせ涙ぐむ人もいます。 人それぞれいろんな想いを背負って富士山に登るのだと思いますが、達成したその瞬間はその人しか味わうことができません。

富士山のてっぺんから「日本」を、そして「御来光」をみるため自分自身に挑戦してみてはいかがでしょうか?

きっとそこにはみたこともない世界があるはずですよ。