ヨーロッパお城巡り

ヨーロッパお城巡り

ヨーロッパには、堅牢で厳めしくも美しいお城がいくつもそびえています。

一口にヨーロッパのお城と言っても建築様式は様々で、建っている場所も様々ですが、1度は見たことがある!というお城から巡ってみるのはいかがでしょうか。

心踊るあの物語の舞台になったかもしれないと思えば、より一層魅力的ですね。

その中でも特に有名なお城をいくつかご紹介したいと思います。

あの物語のモデル?

アルカサル城

深い森のその奥に

ヨーロッパのお城といえば、美しい景観もそうですが、プリンスとプリンセスの物語が頭に浮かぶ方も多いと思います。

例えば、

  • 白鳥の湖
  • シンデレラ
  • 美女と野獣

など、たくさんあります。

お城はその舞台としてときにかげり、ときに輝きながらこれらの物語を彩ってきました。その舞台となったお城はすべてが架空のものではなく、実在するお城をモデルにしたといわれています。

どんなお城がどんな物語の舞台になったの?

ユッセ城

ノイシュバンシュタイン城

ドイツにあるお城で、眠れる森の美女のモデルの1つになったとされるお城で、おそらく世界一行きたいと言われているお城。 お城作りに腐心したルートヴィヒ2世が亡くなったときはまだ未完成でしたが、美をこよなく愛した王の夢の城ともいわれています。

アルカサル城

スペインにあるセゴビア旧市街にある白雪姫のモデルになったとされるお城。 セゴビア旧市街と水道橋の一部として世界文化遺産にも登録されている。

ユッセ城

フランスにある、シャルル・ペローが書いた眠れる森の美女のモデルになったとされるお城。シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌの間のロワール渓谷の世界遺産に含まれる。

歴史あるお城の数々

ブラン城

ただの居住地ではない

ヨーロッパのお城は、幾度も繰り返される闘いの歴史と共に今世に遺ったものばかり。

例えば、ルーマニアにあるブラン城。トランシルヴァニアにあるこの古城はドラキュラ城という別名があり、その名前のほうがピンとくる方も多いのではないでしょうか。14世紀後半に文書にその姿を記されて以来、たくさんの闘いをくぐり抜け、2006年に後継者に返還されるまで、激動の時代を過ごしてきました。

その時々の情勢によって名前や所有者が変わることも、ヨーロッパのお城を知る上でとても興味深く、また魅力的な一面といえるでしょう。

ギネスブックに登録も

チェコにあるプラハ城は、その大きさと古さがギネスブックに登録されているほど歴史ある、ヨーロッパのお城を巡る上で欠かせないお城です。その存在は9世紀にさかのぼり、もともとは教会であったといいます。築城からして伝説さえあるほど、ロマンティックでありながら、波乱に満ちた歴史を持っています。

ヨーロッパのお城を巡る

プラハ城

行くことはもちろんですが、そのお城の歴史やそこで紡がれた物語、生まれた伝説などを知るだけでも、その奥行きに引き寄せられるヨーロッパのお城の数々は、強い魅力を持っています。

アクセスが不便な場所もありますし、出入りが制限されていたりすることもしばしばありますので、一歩引いた位置から眺めたほうが良い場合もあります。

モデルとされたお城の物語を片手に、ヨーロッパのお城を楽しんでみませんか?