日本史

日本史

日本史は覚えることが多すぎて、なんとなく苦手という方も多いのではないでしょうか。しかし同時に、テストの点数なんて関係なく歴史を見てみれば、案外気になることが多いという方もいらっしゃるのではないかと思います。

あの神話はなんだっけ?あの戦いはどっちがどんな理由で勝ったの?そもそも、どうして起こった戦いなの?等々、教科書を読むだけではわからない魅力的な気になる時代の気になる人から、日本の歴史を紐解いて、知っていきましょう。

時代を知ろう!

日本史の時代を知ろう!

どんな時代があるの?

時代劇、といえば江戸時代を舞台としているものが多いと思いますが、時代として分けるなら日本は、石器時代から始まり、公家が台頭した時代を経て武士が治める時代から、民主主義を標榜する明治から現代まで、という見方と、それ以前に神代(神話時代)を入れる見方があります。

例えば、

  • 平安時代
  • 室町時代
  • 江戸時代

このような分け方です。趣味として歴史を愛好するなら、年代の詳細は省いても大丈夫。日々、歴史には新しい発見があり年代が変わることも多いので、ざっくりした流れだけつかんでおけば、あとは好きな部分を追求していきましょう。

どこが魅力?

日本史の魅力

文化

古事記や日本霊異記など古い書物を紐解くのも良いですし、建造物や仏像を見たり、日本書記、風土記、源氏物語など、読み物からその時代の様子がわかることも魅力の1つ。日本版シンデレラといわれる落窪物語など、文化を知ることでその時代背景や食べ物に触れられるのも大きな魅力です。

武将

ゲームにもなり話題を集めましたが、日本の歴史といえば『戦国時代の武将』は欠かせません。彼等の積み重ねた日々が、たくさんの文化を生みました。中でも天下統一を果たそうとして夢半ばに倒れた、あの有名な織田信長を筆頭に、素晴らしい逸話に事欠きません。下剋上など、今でも盛んに使われる言葉が生まれたのもこの時代です。

陰陽道と政治

映画やアニメにもなった『陰陽師』は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。陰陽道は古くから盛衰を繰り返しながら、政治にも大きく関わってきました。あまり知られていませんが、明治時代に陰陽道を禁止した法令が廃止になったのは、昭和の後半に入ってから。平安の昔からの逸話もたくさんありますし、知れば意外と身近であることも魅力です。

日本の歴史は独特?

日本史は独特?

どうして独特?

例えば、島原の乱。弾圧されたキリスト教徒が起こした反乱だと思っている方も多いようですが、これは戦国時代が終わり、江戸時代初期に起きた最初で最後の内戦だといわれています。しかし、これをきっかけに日本が鎖国政策を強めたのは事実なようで、諸外国との国交を制限したために、日本独自の文化が多く花開いたようです。

どこが魅力なの?

日本は諸外国と外交をしてこなかったが故に、新しいものを取り入れるというよりは、発展させることに長け、繊細で風流なものが数多く生まれました。朝顔や花火、金魚など、今日まで続くものの源泉を知ることができます。

公家、武士、町人

公家には公家の、武士には武士の、町人には町人の魅力ある人々がいました。町奉行として有名な大岡越前や火付け盗賊改めは実在しましたし、笠森お仙など、今でいうアイドルのような存在もいました。現在もお墓が捕縛されているねずみ小僧、小野篁のようなちょっと暴れん坊な公家など、魅力的な人々がたくさん溢れています。

日本史を追いかけよう!

日本史まとめ

日本ほど、おおらかに独特な文化を育みながら、鎖国の解除という突然の変化に対応し、順応し、さらに志高く舵をきった国も珍しいのではないでしょうか。内側からの革命ではなくもたらされた革命を受け入れ、それさえも発展させてきた歴史はとても深く、入り組んでいるのに魅力的。そして日本史は今日も更新されています。

どこからでもかまいません。旧きを知り発展させていくためにも、日本史を追いかけてみませんか?