京都寺社めぐり
京都観光を楽しむなら、寺社めぐりりは欠かせませんね。
寺社巡りで、古都の風雅な自然と歴史的な建物が調和する佇まいを感じて下さい。建物の形、そこを歩いた感じ、庭と背景の景色、飾られている絵や仏像を、五感いっぱいに味わってみたいものです。忙しい日常からトリップして、いにしえの貴族のような気分が堪能できるでしょう!
歴史的な有名人にゆかりの寺社も多数ありますので、歴史ファンには「あのお寺!」と胸がときめくこと請け合いです。
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京都の寺社巡り自体が歴史的イベント!
京都の寺社巡りは、江戸時代から庶民の娯楽でした。寺社の前には門前町ができて、おいしいスイーツや可愛い雑貨も売られていました。そんな面影は現代のトレンドを併せ持ちながら、今に続いています。
寺社にもいろんなタイプがある?
お寺は、大きく分けると、皇族や公家によって支えられた貴族趣味な「門跡寺院」と、禅僧によって支えられた硬派な「禅寺」と、庶民的なご利益で知られる「お参り系のお寺」があります。
神社は、明るく晴れやかな「お参り系の神社」と、不思議な伝説が残る「スポット系の神社」に分けられます。それぞれに仏像や絵画や庭や遺構が残されており、歴史ロマンに胸がときめくでしょう。
はじめ方
どんな寺社仏閣があるの?
京都の寺社案内本をめくってみましょう。また、京都の寺社案内サイトは多数あるので、ネットで検索してみるのも手軽に調べる方法です。
代表的な寺社のいろいろ
江戸時代から庶民が京都で最初に訪れた寺は、修学旅行先としてもおなじみの清水寺です。その周辺の東山界隈が京都観光のゴールデンコースとなっています。ここに八坂神社や知恩院など有名な寺社がひしめいています。舞妓さんで有名な祇園も徒歩圏内にあり、界隈には禅寺の建仁寺もありますので、訪れてみたいものです。
禅寺と言えば、市街の北部には茶の湯で有名な大徳寺があります。そこからほど近くに金閣寺があります。神社では、貴族趣味がうかがえる平安神宮もオススメです。
寺社巡りに必要な本
旅行のお供に、ガイドブックのほか、歴史や文化財について解説した文庫本も欲しいところです。三島由紀夫の『金閣寺』、森見登美彦の『有頂天家族』など、京都の寺社が舞台になった小説を読んでみてから訪れるのも楽しいです。ガイドブックは1000円前後、文庫本は600円前後から購入できます。
寺社巡りに便利な一日乗車券
京都の寺社をあれこれ巡るなら、京都市内バスの一日乗車券(一日乗り放題500円)、京都市内バスと地下鉄一日乗車券(一日乗り放題1200円・優待特典付きガイドマップがセット)が便利です。京都駅や主要地下鉄駅などで買えますので、訊いてみてください。
拝観料
寺社によって違いますが、500円前後から1000円前後となっています。市内には拝観料無料の観光的寺社も多数あります。
まとめ
京都の寺社巡りをするなら情報集めが大事です。「京都に行こう!」と決めたら、まずネットで検索してみてください。興味のある歴史的人物や聞いたことのある仏師、絵師の名前が気になったら、ぜひゆかりの寺社を訪ねてみましょう。京都の楽しさがグッと近くなるはずです。