チンチラ飼育
チンチラと聞くと猫のチンチラを想像する方が多いと思いますが、ここでは小動物のチンチラについて説明します。
チンチラは、全ての動物の中で最高の毛並みと言われるほど、毛が細く柔らかくフワフワの毛並みが特徴です。色のバリエーションも豊富で飼育方法は難しくないのですが、なかなかペットショップでは見かけないのが現状です。
手を器用に使って牧草等を食べている姿は、とてもかわいいです。
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チンチラってどんないきもの?
野生のチンチラは、アンデス山脈の高山に住んでいますので、暑さに弱いです。適温は20℃~25℃、湿度は50~60%ですので、夏の温度管理には気をつけないといけません。
体長は25~35cm、体重は500g~1kgで、しっぽはリスのようにフサフサした長いしっぽがついています。手は短く後ろ足は、バネのように折り畳まれていて、高い所に飛び上がります。
目は丸く、鼻は線のような穴があるだけです。頭の上には、大きく丸い耳がピンと立っています。特徴的なフワフワの毛は、一番長い所で2cmほどあり、地肌が見えないほど綿密にはえています。
性格は穏やかで、人に馴れやすいようですが、個体差があるため、子供のうちから人に馴れさせるといいようです。寿命は、約10年と言われています。
エサは、チンチラ用のペレットフードが市販されています。草食に近い雑食で、牧草や乾燥させた人参やかぼちゃ等も食べます。夜行性なので、夕方位から活発に動きだし、食事も昼間より夜の方が沢山食べます。
お風呂(水浴び)は入りませんが、砂浴びをしますので、ケージの中に砂の入った容器を設置しておくと、楽しそうに暴れます。
チンチラを飼ってみよう
どこで扱ってるの?
普通のペットショップでも扱っているいるところもありますが、1匹いればいい方で、小動物の充実したショップであれば、数匹いることもあるかもしれません。専門誌などにブリーダーさんも載っている場合があるので、近くにブリーダーさんがいれば、好みの色の子を見つけることができるかもしれませんね。
必要なもの
- ケージ(80cm以上の高さのあるもので、2~3段の飛び上がれるステージを作っておく)1万円位
- 巣箱(日中隠れて眠れるもの)
- 飲水ボトル
- 砂浴び用の容器(チンチラ用の物もあるが、体がすっぽり入り中で暴れても余裕のあるサイズのビン等でも代用できます)
- 砂浴び用の砂(チンチラ用のパウダー状のものがオススメ)
- ケージの中に敷くもの(牧草やウッドチップ)
- チンチラフード 1000円位~
- 牧草
- かじるおもちゃ(歯が伸びすぎないように、硬いものをかじらせる必要がある)
チンチラを扱っているペットショップであれば、全部そろうと思いますが、ネットでもセットが販売されていますので、まとめて揃えたり、少しずつ買い揃えて準備するのも楽しいでしょう。
夜行性なので、一緒の部屋に寝ることはオススメできませんが、日の当たらないリビングの静かな場所等にケージを置いておけば、昼間寝ぼけた顔を出したり、コロンと丸くなって眠っている姿を見ることができます。夜になると活発になりますので、頭を撫でてあげたり、乾燥野菜を手渡して食べさせてあげると、かわいらしい食べている姿を見ることもできます。
まとめ
フワフワもこもこのかわいいチンチラを飼って、毎日癒やされてみませんか?くれぐれも温度管理には気をつけてくださいね。