VR(バーチャルリアリティ)
VRという言葉を聞いたことがありますか? ネットやテレビでも大きな話題になったので、名前くらいは知っている!という人も多いかもしれませんね。
ヘッドマウントディスプレイというゴーグルを装着すると、目の前には仮想空間という別世界が広がっています。 家にいながら世界中を旅をしたり、遊園地のアトラクションを楽しんだり、現実では起こりえないことを体験したり・・・
そんな話題のVRには、五感を思いっきり刺激する驚きの楽しさがギュッと詰まっています。その魅力をぜひ体験してみませんか?
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VRのことを知ろう!
VRってどんなもの?
VRは、「バーチャル・リアリティ」を略した言葉です。 バーチャル・リアリティというのは、仮想現実のこと。
コンピューター上で再生する映像を、目の前にあるかのように体感することができる技術です。仮想とは言え、その再現度には驚き! まるで本物のような世界に、思わず「わぁっ!」と声が漏れてしまいます。
例えば、こんな映像もVRなら大迫力。(VRゴーグルが必要です)
微妙に角度の違う2つの3Dアニメを並べた映像ですね。 これが、まるでVRでは本物のジェットコースターに乗っているかのように感じられてしまうのです。
VRの種類にはどんなものがあるの?
2017年現在、VRは大きく2つの種類に分かれています。
一つは、「家庭用」。 ヘッドマウントディスプレイと呼ばれる、ゴーグルに似た装置を着けることで楽しめます。 パソコンやスマホ、ゲーム機器といった身近なアイテムを使ってVRを体感できますよ。
もう一つの種類は、「アトラクション型」。 VRアトラクションを提供する施設に出かけることで、ダイナミックな世界観を満喫できます。
こちらは、渋谷にオープンした「 VR PARK TOKYO 」のイメージ映像です。 アクションはもちろん、イケメンとの会話を楽しむシミュレーションまで・・・大満足の時間を楽しめます。
VR人気のヒミツ
その空間にないものを身近にあるように感じられる。これこそがVR人気の秘訣なのです。
現時点では「目で見て楽しむ」ことが主流のVRですが、将来的には手触りやにおい、味までも再現できるようにすることを目標として研究が進んでいます。
2017年には、物に触ったイメージを体感できる装置の発表を行う企業も出てきました。
仮想世界の中で、リアルな食事をした気分まで楽しめる時代が来るかもしれませんね。
VRの魅力
ゲームの世界に深く没入できる!
「絶対に現実では起こらないこと」を体感できるのは、VRならでは。 RPGゲームのような大冒険も、身の毛もよだつようなホラーの世界も、全部まるで目の前で起こっているかのように感じられます。 この没入感は、通常のゲームでは味わうことができません。
2016年10月には大手ゲーム企業のSONYが、PlayStation4専用デバイス「 PlayStation VR 」を発売したことで、大きな話題になりました。 最近では、スマホのゲームアプリにもVR対応のものが増えてきています。
手軽に旅行に行った気分を味わえる!
「旅行に行きたいけれど、時間や距離の問題で難しいなあ…」という人にもVRが役立ちます。 H.I.S. など各企業によって、遠隔旅行ができるサービスが続々リリースされて始めているのです。
こちらは、携帯電話大手KDDIと、地図でおなじみのナビタイムが提供する「SYNC TRAVEL」の動画です。 映像とインターネット通信を合わせることで、圧倒的な臨場感を味わうことができます。
より手軽なVR旅行を楽しむなら、「Google Earth VR」など、自宅のパソコンやスマホからVR旅行が楽しめるコンテンツもありますよ。
室内にいながら世界中のどこにでも旅に出ることができる…。 そんな夢のような世界が、もう手に届くところにやって来ています。
動画や映画がもっと楽しくなる!
VR表示に対応した映像なら、自宅で驚きの躍動感を楽しむことができます。 お気に入りの映画や動画が、とっても新鮮に感じられるのです。 何度も観た映像がまったく新しいワクワク感を与えてくれるのは、VRならではの醍醐味と言えるでしょう。
最近は、音楽DVDなどにVRコンテンツをおまけとしてプラスするサービスも増えています。 大好きなアーティストのパフォーマンスをご自宅で…なんて素敵だと思いませんか? くつろぎの部屋を迫力満点のスクリーンに変えて、楽しみましょう。
VRを体験してみたい!
自宅用のデバイスを購入するか、VR体験ができるアトラクション施設に足を運んでみましょう。
自宅で楽しむ場合は?
目的にもよりますが、VRゴーグルの相場は概ね1,000円~100,000円程度となっています。 価格帯の幅が大きいので、あらかじめどんなふうに使いたいかを決めておくと良いですね。 ちなみに、先にご紹介した「PlayStation VR」は5万円程度で購入できます。
まずは映像だけ観てみたいという人なら、スマホ用のVRゴーグルがオススメ。 低価格なものが多いので、ちょっと体験してみたいという人にはピッタリです。
2017年現在、1,000円台で購入できる Urgod3D VRゴーグルヘッドセット はコスパが良いと感じています。
アトラクション施設で楽しむ場合は?
アトラクション施設の料金は、基本的には統一されていません。 施設を運営する企業によってまちまちですから、まずはHPやメール、電話などで確認しておきましょう。
参考として「VR PARK TOKYO」の料金プランを参考に見てみましょう。 こちらは、平日は一名あたり90分3,300円。休日は一名あたり90分3500円となっています。 (一部のアトラクションに別料金のものがあり、すべて2017年7月現在)。
事前に予約をすると、200~400円の割引がありますので、上手に利用したいですね!
まとめ
「非日常感」を、目の前に感じることができるのがVRの魅力です。 旅行に映画にゲームに、色々な楽しみが広がるでしょう。
屋内にいながら、色んな場所へ。色んな冒険・探検のできるゲームの世界へ。
空想を現実にするVRの世界に飛び込んでみませんか?