手相
テレビや雑誌などでよく取り入れられている占い。ついつい見てしまいますよね。 その中でも手相は気軽に観れるものとして、芸能人やタレントさんも観る方が増えてきています。
手相を知っている、と言うだけで「みてみて!」と、数人は集まって来る。そんな魅力が手相にはありますよね。
誕生日や血液型で見るものと違い、手は、遺伝や日々の使い方(生活習慣、仕事など)によって、一人一人が全く違います。
そして、現在、過去、未来の流れがそこにすべて記されている。まさに、手はその方の「人生の縮図」なのです。
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最も身近な占いツール
手相は、主に西洋手相術、東洋手相術があり、そして、それらを組み合わせたオリジナルの流派が数多くあります。
手相というと、手のひらの線を思い浮かべるかも知れませんが、実際は手の形や爪の形、手のふくらみ、指紋や色なども重要なポイントになります。流派によって多少読み方や解釈が違う事もありますが、基本は共通するところが多いです。
最近では、今風に、「KY線」とか「モテ線」などという言葉もつかわれていますよね。
女性雑誌の「今年の恋愛運特集」などでも取り上げられることも多く、素敵な人と出会えるか、結婚はいつ頃なのか、から始まり、金運や仕事運。特に方向性を変える=転職のような問題も予測ができる手相は、男女問わず大人気!
大きな病気をしないか、健康状態はどうなのか?という、問題も含めると、若者からご高齢の方まで皆で楽しめる占いツールです。
手相の魅力
自分の事を冷静に見ることができる
自分の本質を知るために、内面への働きかけをする、という複雑な形ではなく、外から簡単に「自分はこういう人間である」ということを、適性や短所・長所を含めて知ることができます。
例えば、文系か理系かで悩んでいる受験生が、手相を観る事でどちらに向いているかを知ることができると、不安や悩みが減り、迷いが少なくなります。
悩んでいる時というのは、「決められない自分にイライラする」「どうして決められないんだ」という内側への問いかけで感情的になり、視野が狭くなってしまいますよね。
手相がそうなっているから、という判断で悩みから解放されると、 「では、文系に行くとして、自分は今後どのようにしていけばいいのか」という先の事を冷静にどんどん考えられるようになります。
変化に気づきチャンスを手にすることができる
手の色、細かい線の出現、肌の調子の変化などで、状態の変化を知ることができます。
例えば、ちょっとした怪我をした切っ掛けで手のひらを見た時に「あれ?こんな線あったかな?」と思う時もあります。意識していなくても、手は変化を教えてくれているのです。
身体を壊す事が予測できていれば、無理をしないように気をつけますし、 近い将来、素敵な出会いやチャンスが巡って来る!ということが分かれば、それを逃さないようにお化粧や服装に気をつけたりしますよね!
事前にそれに気付く事ができ、対策を練る事ができたら、とても便利だと思いませんか?
コミュニケーションの手段として活用できる
初対面の方々ばかりの集まりの時に、「私、手相がわかるんですよ!」
この一言で、一気にその場がなごむ事間違いなしです。
「モテるんじゃないですか?」「人の話、聞いてないですよね」と普通に言うと、人によっては不快に思われてしまうような言葉でも、手相を介して話をすると「あ、モテ線が出てますね」「もしかして、人の話を聞かないタイプじゃないですか?」 と、なります。
どうですか?いやな感じがしますか?むしろ、逆に盛り上がる切っ掛けになりそうな気がしませんか?
手相にはそんな、「その場を和ませる」不思議な力があります。
手相のはじめ方
学び方
手相を知るにはいろいろな方法があります。
ネットで検索する(無料)、本や雑誌を購入する(雑誌800円前後、本1200円~)、セミナーや講座に通う(通信講座、通学講座共にだいたい30000円~)
など、ご自身で学びやすいものを選んでみてはいかがでしょう。
準備するもの
手相は基本、手があれば何もいらないので、その他の費用はかかりません。 必要に応じて、天眼鏡(ルーペ)やライトを使ってくださいね。
自分はどこまで学びたいのか
手相は、自分の手を大まかに観る程度であれば、独学で充分です。
ただ、細かく観ようとしたり、他人の手相を観ようと思うのであれば、教室などで実際に鑑定をしている先生から学ぶことをオススメします。
雑誌や本では語られない実践ならではのコツなどを教えて頂けますし、その場で実際に違う方の手を観る事ができ、「なるほど。私の手とは全然違うな」と、実際に勉強していることが腑に落ちます。
未来をより良くするために
手相は自分の心持ちがそのままあらわれます。 『今の状況のままで進めば、このような未来が待っています』という道しるべにもなっています。
もし、観た時の未来があまり良い状態ではなくても、そうならないように気をつけたり努力することで、手も変わっていくと言われています。
ご自身もちろん、大事な家族のためにも、健康診断をするつもりで手相を生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。