似顔絵
結婚式のウェルカムボードやSNSのプロフィールアイコンなどで、本人にそっくりの似顔絵を見たことがあると思います。 「どうすればあんなに上手な似顔絵が描けるのかな?」と思ったことはありませんか?
似顔絵は、家にあるもので、すぐにはじめられます。そして、目や口などの特徴をある程度つかめば、そっくりに描くことができます。
それでは、どうやって観察力を磨くことができるのでしょうか。似顔絵の描き方について紹介します!
似顔絵について
どんな種類があるの?
似顔絵の種類は、大きく分けて「写実的でリアルな絵柄」「デフォルメされた絵柄」「コミカルにデフォルメされた絵柄」の3種類に分けられます。
「写実的でリアルな絵柄」 は写真のようにそっくりな似顔絵です。
「デフォルメされた絵柄」 は少し線がやわらかくなり、温かい印象を与えるものになります。
「コミカルにデフォルメされた絵柄」 は、顔の一部を強調して、その人の特徴をわかりやすく表現しています。
他にも、マンガ風、キャラクター風など、さらに変化がつけられた絵柄もあります。
どんなシーンで活用できる?
リアルな似顔絵は部屋の壁やウェルカムボードとして飾るとき、コミカルな絵はプロフィール画像に向いています。
もし自分で似顔絵を描くことができたら、このようなときに思い通りに自作することができますし、それを家族や友達にプレゼントすることもできます。 さらには仕事や副業として受注することだってできるのです。
このように、似顔絵を描くことができれば、いざというときに役に立ちます。
似顔絵の魅力
人に喜ばれる
似顔絵を描くと人に喜ばれます。 一枚の絵に仕上げなくても、メッセージカードの端にサッと友達の似顔絵を描いておくだけでもいいです。
最近ではSNSのプロフィール画像に似顔絵を使いたいという人が増えています。 描いた似顔絵が投稿されるたびに出てくると嬉しいですね。
プレゼントとして友達にあげる場合は、細かい部分まで手のかかったものではなく、気軽に渡せるような、シンプルな絵柄が好まれます。 どんな人に渡したいか、絵柄を考えてから似顔絵を描くと、理想の絵柄に近づきやすいかもしれません。
モノの特徴をつかみやすくなる
顔を描くのが得意になることで、他の絵を描くときもモノの特徴をつかみやすくなります。 たとえばリンゴを描くときであれば、影の境目、色の変化、表面の傷などの細かい部分に目を向けることができるようになると思います。
普段なにげなく使っているものでも、今まで気づかなかった特徴を知ることができ、愛着がわくかもしれません。 もし、似顔絵が描けるようになったら、気に入らなくなったバッグや、興味のなくなった文房具にも、目を向けてみてくださいね。
仕事にもできる
個人の特技を売ることができるサービスを探して募集すれば、似顔絵を仕事にすることができます。 仕事として成功するかは、腕とマーケティング次第ですが、趣味がお金になれば幸せですよね!
仕事にする際は、受注してもらえるようにTwitterやインスタグラムで宣伝し、「この人に頼みたい!」と思ってもらえるようにすると、頼んでもらいやすくなります。
値段の決め方は人それぞれですが、はじめは「似顔絵を仕事として描いた経験」を作るために低価格で、需要があれば少しずつあげていくのがいいと思います。 デジタルでデータを販売する場合、原画の値段も考えておくと聞かれたときに困りません。
似顔絵のはじめ方
写真を見ながら似顔絵を描く
まずは鉛筆と紙でたくさんの顔を描いて練習すること。インスタグラムではたくさんの写真が載せられています。 好きな芸能人や身近な友達の写真を見ながら描いてみてください。顔の特徴を意識しながら描くと上達しやすいですよ。
髪型と、顔の輪郭、そして目の形が似ていれば、他のパーツが特徴的な場合以外は似ている絵になりやすいです。 似顔絵を描くことに慣れるまでは、この3つのパーツを特に意識してください。
本人を見て絵を描く
はじめは写真でもいいですが、本人を見て絵を描く練習もすることが必要になってきます。 写真で似顔絵を描けるようになってきたら、本人を見て描く練習をしましょう。 家族や友達を描いてもいいですし、似顔絵を描いてほしい人を募集して描くのもいいと思います。
上手に描くコツ
上手に描くには観察力が必要です。顔のパーツをしっかり見てください。目の形でも人によって様々です。 一重か二重という大きな特徴以外にも、目の位置、釣り目・たれ目、黒目の位置などに注目してみましょう。
同じ顔でも、左右で均等という人は珍しいです。大抵の人は片方の形が少し違うことが多いので、しっかり見て描いてください。 片方のパーツを見て、反対側も同じ形で描いてしまうと、本人とは違う絵に仕上がってしまいます。
まとめ
似顔絵が描けると、観察力が磨かれるので、花や動物も描けるようになります。
紙と鉛筆があれば簡単に始められるので、まずは描いてみてください。 下手な絵を描いてしまうと悔しいですが、上手な絵が描けたときは満足するはずです!