ヒンディー語
インド料理屋さんに行った時、「ナマステー!」って聞いたことありませんか? ヒンディー語で「こんにちは」という意味です。
あまりなじみがないかもしれませんが、アジアン雑貨屋さんなどで売っている布やバッグの、直線に記号のような文字が書かれたものがヒンディー語の文字です。
あいうえおが分かるだけで、かなり読めるようになるので、分かると暗号みたいで面白いですよ!
主語、述語などの語順が、なんと日本語と同じなので、文章も作りやすいのが特長です。
ヒンディー語ってどんな言語?
ヒンディー語は「S(主語)+O(目的語)+V(動詞)」の順番になっていて、日本語と同じです。
また、インドの公用語はヒンディー語と英語なので、ヒンディー語が分かれば、インド人と仲良くなることができます。
インド人はとてもフレンドリーなので、インド料理屋さんで、何か一言言うことができれば、デザートをサービスしてくれたりします(笑)
インド映画を見たときも、よく出てくる単語が分かると感動です。
話数が世界第3位の、4億9000万人もいるので、単語だけでも分かれば、ぐっと距離を縮めることができるのも魅力です!
ヒンディー語の魅力
オリエンタルな魅力のある音
語順は同じですが、日本語とはまた違った発音が魅力です。
tの音が強めで、rの音を巻き舌ではっきり「ル」と発音します。とてもオリエンタルな雰囲気がありますよね!
ヒンディー語には、インド映画の挿入歌として、愛の歌が多くあります。
いかがでしたか?伸びやかで素敵ですね。
歌の歌詞で、ロマンチックな単語を学ぶことができます。
「ピャール(愛)」「チュム(キス)」は頻出ですよ!
日本語と同じ語順で学びやすい
日本人が、英語が下手なのは、英語と日本語の語順が違うからだと言われます。 日本語に語順が近い言語の方が理解しやすく、文章を作る時に作りやすいというメリットがあります。
ヒンディー語の文字も、母音と子音の組み合わせでできているので、基本さえ覚えれば、まるでローマ字のようにすらすら読むことができます。
意外とチャンスが身近にある
インド料理屋さんは、実際に店員さんがインド人(またはネパール人、ヒンディー語が通じます)の事が多いので、会話を実践してみるチャンスです。 インド人とヒンディー語で会話ができた時はかなり達成感があります!
またアジアン雑貨屋さんで売られている、ヒンディー語が書いてある小物に、何て書いてあるか分かったり、今までにはなかった新しい発見ができます。
ヒンディー語学習のはじめ方
インターネットで書き順を学ぶ
インターネットで検索すると、ヒンディー語の独学サイトがたくさんヒットします。 全て無料なのもありがたいですし、基礎は充分なぐらい詳しいものが多いです!
ヒンディー語の「デーヴァナーガリー文字」も、日本語の「あいうえお」と同じように書き順があります。 書き順動画を見たり、発音をひとつずつ確認する事ができるので、分かりにくい文字は何度も見直したり、自分のペースで学べます。
CD付きの本もおすすめ
大きめの本屋さんに行くと、何種類かヒンディー語の本が売られています。ネットで注文もできます。 だいたい1200円~2500円ぐらいで、CD付きのものが多いです。 この本1冊で、簡単な単語~日常会話レベルまで学ぶことができます。
インドに旅行に行った時にも使えるような、具体的な例文や会話集が多く、すぐ実践で使えそうです。
豊富なインド映画でリスニング
インド映画は、ディズニーのように、必ず歌いながら踊るシーンがあります。 映像も美しい景色のものが多く、観光気分になれて、リスニングの練習にもなります。 日本語字幕で見ると、どういった意味なのか、同時に見る事ができて頭に入ってきやすいです。
インドのハリウッドこと「ボリウッド」と呼ばれるほど、インド映画は種類が豊富なので、選び放題です!
まとめ
ヒンディー語は一見暗号のようですが、規則性があるのでわかりやすいですよ。
あまりヒンディー語と日本語の語順が同じであることは知られていないので、簡単な単語や文章を話すだけで、絶対びっくりされて、親しくなれますよ!