パッチワーク

パッチワーク

パッチワークは、昔のお母さんやおばあちゃんがやるもの・・・というイメージですか?

近年のパッチワークはとてもカラフルでPOPなものです!生地によって雰囲気が全く変わるので、自分の好きなテイストの生地を使って自分好みの作品を作ることができます。

赤ちゃんのスタイやブランケット、幼稚園保育園の袋小物、バザー用品など、パッチワークができると役立つシーンがたくさんあるので、出産を機にはじめる方が多いようです。

オリジナルのポーチやミニバッグといった、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれるパッチワークについてご紹介します。

パッチワークとは

パッチワーク

もともとパッチワークは、布が少なかった時代にはぎれをつなげて大きな一つの布にし、クッションカバーやタペストリー、テーブルクロス、エプロンなど家庭で必要な布小物にしていたものです。ヨーロッパをはじめ、アメリカ、アジアでもそれぞれの国にあった布を利用して、パッチワークをしていた歴史があるようです。

ヴィクトリア調の生地、アメリカのフィードサック、韓国のポシャギなど、色々なテイストのパッチワークがあります。 近年の日本では、アメリカのプリント生地でPOPな雰囲気の作品を作ったり、北欧テイストの生地、リバティ生地、日本の生地(ちりめんや着物)などで作る作品がパッチワーク雑誌に掲載されています。

パッチワークの魅力

パッチワークの小物

自分だけの可愛い小物が作れる

自分の好きなテイストの生地を少しずつ使って作品を作ることができます。初めての方は小物から挑戦してみるとよいでしょう。子どもの幼稚園グッズ(コップ入れや絵本バッグ)、クッションカバー、ポーチ、巾着がオススメです。

自分の好きな柄の生地で、自分だけの世界で一つのものが作れる、そしてお洗濯ができて長く使えるというのが最大の魅力だと思います!

大きな道具がいらない

裁縫セットがあれば基本的にはOKです!ベットカバーなどを作るには大きな定規などが必要になりますが、基本的には手縫いで、生地一つ一つも小さいものなので、大掛かりな道具は必要ありません。洋裁はミシンが必要ですし、生地もたくさん買わなくてはならないですが、パッチワークは小さい生地と針と糸があればできます。

思い出を残すことができる!

思い出のある生地を少しづつ集めて、一つの作品を作ることができます。小さくなった子供の洋服を集めてバッグを作ったり、お父さんのYシャツやネクタイで男の子の部屋のタペストリーを作ったり・・・

大切な思い出もリメイクして、一つの作品にしてまた使えるのは嬉しいですね!

パッチワークのはじめ方

パッチワークの道具

何からはじめればいいの?

まずはポーチや巾着袋などの小物を作ってみましょう。手芸店で売られているキットには必要な生地と糸が入っているので、始めやすいと思います。または、パッチワークの本もたくさん書店に並んでいますので、工程の少ない作品で気に入ったものが掲載されていれば、本を参考に作ってみるのもオススメです。

必要な道具

作品を作るために必要な生地(はぎれがほとんどです。手芸店のカットクロスが数枚あればいいと思います。)、針、生成りの糸、定規、鉛筆が必要です。作品によって、ファスナーやヒモなどが必要になることもありますが、どれも100円ショップでも購入できます。

生地も素敵な柄のものを購入する場合は、カットクロス1枚250~400円を3〜4枚必要になりますが、自宅にある不要なお洋服の生地、ハンカチ、Yシャツなどを使えば購入する必要もありません。

針や生成りの糸は、ボタン付け程度のものはあると思いますが、できれば手縫い糸の中でも細めのものを使うと仕上がりがキレイです。針や糸も100円ショップで購入可能です。

まとめ

パッチワークのへび

パッチワークは、人々の生活の中にずっとあり続けてきた手法です。実用的な作品を作ることがほとんどですので、自分の生活の役に立つこと間違いなし!自分で作ったポーチやバッグを使ったり、子供の幼稚園グッズを作ったり、インテリアに合わせたクッションカバーを作ったりと、完成した後も楽しめますね。

必要な道具も、ほとんど家にあるもの。まずは手軽に、小物からスタートしてみてはいかがでしょうか?

世界で一つだけのお気に入りを作って使う楽しさを、ぜひ味わってみてください!