家庭イチゴ栽培

家庭イチゴ栽培

イチゴと聞くと「赤くて、甘酸っぱくて、ケーキの上に乗ってて…」と連想する方がほとんどではないでしょうか。
また、子どもから大人まで、大人気のフルーツのひとつですよね!

春になると、店頭に並んでいるイチゴを「高いなぁ」と思いながら購入したり、イチゴ狩りに行ったりする方も多いのではないでしょうか。

イチゴ狩りも楽しい行楽の1つですが、そんなイチゴを自分で育てて、イチゴの株を増やしてみるのも、意外と楽しいものです。

イチゴの生命力は凄い!

イチゴ家庭菜園

イチゴは、人間のように親がいて、子どもが増えていきます。
親が、子どもを生み出して、子どもが成長したら、親になり、また子どもを生み出す。その子どもが成長したら、また子どもが・・・

これの繰り返しなのですが、まるで人間の家系図みたいに見えてきます。

親のことを「親株」。子どものことを「子株」と言います。
ワンシーズンだけでも、元々の親は、新しい子株からしたら、大先祖のイチゴの株になります。素晴らしい生命力ですね。

イチゴ栽培の魅力

子どもとイチゴ栽培

親が子どもを育てている

親株から「ランナー」という、先に新芽を付けた細長い管のようなものが伸びます。その先の新芽を土の上におろしてあげると、根付いて新しい株になります。

根付くまでは、そのランナーは親から子どもへ成長を促す大切な管なので、繋がったままです。まるで、お腹の中にいる赤ちゃんが、お母さんの臍の緒から成長を促してもらっているかのようです。

そして、子株が無事に根付いたら、ハサミでランナーを切り離します。ランナーが繋がっている限り、親は子どもに自分の栄養を与えよう与えようとするのです。感動的ですよね…。

始めやすい

何と言っても、始めやすいところが魅力です。まず親株を1つ購入して、株を増やしていきます。せっかくですから、ちょっとは親株で収穫を楽しんで下さいね。

ランナーが伸びて来たら、新しい土に置いてあげます。鉢は後で植え変えれば良いので、とりあえずはビニールに穴をあけたものやプラスチックの容器に穴をあけたものでも構いません。水が通り抜ければ大丈夫です。根付けば子株の出来上がりです。

後は必要に応じて、液肥(液体の肥料)などをあげれば、同じ要領でどんどん増えていきます。

子どもが喜ぶ

ワンシーズンだけでも、かなりの株を増やせます。となると、次のシーズンでは1つだった株がかなり増えるので、実をつけてあげれば、子どもさん達に「イチゴ狩り」をさせてあげられるかもしれません。

子どもさん達の笑顔を楽しみに株を増やすと、楽しみが倍増します。

イチゴ栽培をやってみよう

必要な物は?

イチゴの苗

まず、苗が必要ですね。茎の太い、シッカリした苗を苗屋さんから購入しましょう。これだけは、少し、高くても、シッカリした苗を手に入れて下さいね。

そして、土です。こちらも重要なので、少し高めの土を購入して下さい。後は、液体肥料(有機肥料)を購入。

最低限、これだけあれば、始められます。

株を増やしたら、実をつけることが出来ます。

実をたくさんつけたい方は、「イチゴの育て方」がインターネットにたくさん紹介されていますので、そちらを参考にしてみて下さい。

まとめ

イチゴの実が大きくなってくれば、もちろん子どもさん達は喜びますし、その株を増やす過程も子どもさん達と一緒に楽しむことができますよ。そうすることによって、実がなった時の喜びがより一層増すことでしょう。

土に植え、水をあげ、根を伸ばし、成長し、栄養を与えた自分の株から実がなる…。そんな喜びをお子さん達と一緒に味わってみてはいかがでしょうか?