ピクルス作り
ピクルスってサンドイッチやハンバーガーについてるあのキュウリでしょ?
あれってあんまり美味しくないよね・・・
そんな風に思っている人が多いと思いますが、実はピクルスって自分で作ると、とっても美味しく作れちゃうんです。その上、酢を使っているので体にも良いし、保存もできる。つい買い過ぎて余った野菜をダメにしちゃうなんてもったいないこともなくなりますよ。
しかも、ピクルスの材料はどんな野菜でもOKだし、作るのもとっても簡単なんです!
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ピクルスについて
ピクルスってどれくらい昔から作られていたか知っていますか?
一説によると古代ローマ時代に塩水につけて保存していたキュウリが時間が経って発酵してしまい食べてみたら酸味があって美味しかった!というのがピクルスの初まりと言われています。それくらい、古くからヨーロッパでは野菜を保存するためにピクルスを漬けていたんですね。
その後、発酵より手軽な酢で作った液に漬け込んで作るピクルスも作られるようになり、ヨーロッパの家庭の常備菜になりました。
ピクルスの魅力
サラダより断然ヘルシー!
野菜はカロリーが低いからたくさん食べても大丈夫!でも、野菜にかけるマヨネーズやドレッシングは案外高カロリーだったりしますよね。ピクルスは、塩水に漬けて発酵させるか、ノンオイルのピクルス液に漬けて作るのでカロリーはサラダより低いんです。
それに、発酵させたピクルスは乳酸菌を多く含んでいますし、ピクルス液は主に酢でできていますから疲労回復にも役立つので、とってもヘルシーなんです。
何にでも合う名わき役
ピクルスに含まれる乳酸菌やお酢は、そのままでも体に良い物ですが、お肉などと一緒に食べると消化を助けたり、栄養素を吸収しやすくしたりと大活躍します。お料理に添えることで、見た目にも、味にも、ちょっとしたアクセントになるので作っておくと何かと便利ですよ。
また、色とりどりの野菜のピクルスはガラス瓶で作ると、とてもカラフルで見た目もきれいなので親しい人へのプレゼントにも良いですね。特にダイエット中の方には、スイーツよりピクルスの方が、きっと喜ばれますよ。
買い過ぎちゃった野菜も安心
1人暮らしだと、ついつい食べきれなくて野菜をダメにしてしまうことってありますよね?また、安いからと買い過ぎてしまうことも・・
そんな時、余った野菜をピクルスにしておけば野菜をダメにしてしまうなんてこともありません。ピクルス液に漬けて作れば1~2週間、作り方によっては何と1年も保存ができるんですよ!
ピクルスを作ってみよう!
ピクルスは保存食なので漬け込む容器はガラス瓶や焼き物の容器が適しています。特にガラス瓶に漬けるとカラフルで見た目が美しいのと、発酵させる場合、その目安となる塩水の濁り具合が確認しやすいのでオススメです。ジャムなどの便が空いたらとって置いて利用するのも良いですよ。
次に好きな野菜(オススメはパプリカやキュウリ)を適当な大きさに切って塩水か、ピクルス液に漬けて置けば、あとは待つだけ!ピクルス液は基本、酢・水・砂糖・塩、他に好みでニンニクや鷹の爪、ハーブなど自分好みの物を加えます。酸っぱいのが苦手な人は和風だしなどを加えてみても良いですね。何度か作って自分好みの液を工夫してみましょう。
まとめ
ピクルスは野菜を刻んでつけるだけの簡単なものですが、ピクルス液は加える調味料などで幾通りにもなり、野菜もどんなものでも使えるので、実にさまざまなバリエーションのピクルスが簡単に作れます。調味料も野菜も家に今あるものですぐに始められるのもピクルス作りの良いところ。
さあ、自分好みのピクルスを作ってみてはいかがですか?