多肉植物
「植物を育ててみたい」「お部屋に置いてみたい」だけど、すぐに枯らしてしまうかも?水やりは?肥料はどうしたらいい?と悩んでいたりしませんか?
そんな初心者の方でも、忙しくてあまり世話をできないかもという方にもオススメしたいのが多肉植物です。
多肉食物は、乾燥に耐える機能を持った植物で、あまり手をかけず簡単なメンテナンスで丈夫に育ってくれます。そして、形も色も多種多様で見ているだけでも楽しいのできっとあなたを癒してくれますよ。
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多肉植物とサボテンは違うの?
トゲがあるのがサボテンでトゲのないのが多肉植物といったところでしょうか。実は学問上ではひっくるめて多肉植物なのだそうです。その中からサボテン科として独立している種があるのです。
多肉植物はほとんど雨の降らない乾燥地帯の植物と思われがちですが、海岸・高山・平地・など雪が積もる土地や雨季と乾季がある厳しい環境の地域にも生育し、それぞれの環境に合わせて形を進化させ生育しているのです。
どんな種類があるの?
多肉植物は1万種以上あると言われています。そのなかでもオススメのものをご紹介します!
火祭(ヒマツリ)
先のとがった赤色の葉がまるで炎のように見えます。気温が下がってくると紅葉してさらに赤みを増します。水と肥料を与えすぎると葉が緑になってしまうので注意しましょう。日光を好み耐暑性も強く、寒さにもわりと強いので育てやすいです。
福兎耳(フクトジ)
葉全体が白いうぶ毛で覆われていて、ウサギの耳のように見えます。耐暑性はありますが、 やや寒さに弱いため5度以上を保ちましょう。日光不足にならないように冬でも日の当たる場所に置きましょう。
グリーンペット
先のとがった米粒大ほどの小さな葉がらせん状に連なっています。コンパクトなので、他の種類と寄せ植えにしても良いでしょう。耐暑性・耐寒性も共に強く夏の直射日光も平気で、暖地なら戸外で冬越しが可能なほど管理が楽です。
ゴーラム
原産地は南アフリカで、金のなる木の仲間です。葉の形状が独特で宇宙の木などとも呼ばれています。暑さにも強く春から秋まで戸外に置いたままで雨ざらしや日差しにも強い。水のやり過ぎに注意し、寒さには弱いため冬は室内に置きましょう。
多肉植物の魅力は?
水やり、肥料もあまりいらないのでメンテナンスが楽。
乾燥地帯などに生育しているため、あまり必要としません。逆に水をやりすぎて枯らしてしまうことがありますので、注意してくださいね。
丈夫で育てやすい
多少水やりを忘れてしまっても枯れませんし、これといった病気にもなりません。しかし、外に置いた場合は害虫が付く恐れもあります。
独特のフォルム
ツルツルしていたり、幾何学模様に葉が重なり合っていたり、色や形も様々でインテリアにもピッタリ、眺めているだけで癒されます。
多肉植物を育ててみよう!
どこで手に入るの?
園芸店や、ホームセンター、専門店に行ってみましょう。多肉植物は、生育地によってメンテナンスが違うので名前がちゃんと表記された物を購入しましょう。名前が表記されていればメンテナンスの仕方を調べることができます。専門店でも詳しく育て方を教えてもらえますし、苗を選ぶ際はひょろひょろと間延びしていない、根がしっかり張ったものを選びましょう。
また、より確かな品質の苗を購入するために通信販売や、愛好家に譲ってもらうのも良いでしょう。
道具は?
実に簡単です。通気性の良い鉢と、市販のサボテン・多肉植物用の培養土を用意しましょう。あまり肥料もいらないのですが、アンプルの液肥をたまに与えてあげるとよいでしょう。
まとめ
多肉植物は、非常に育てやすく費用も時間もあまりかかりません。インテリアとして室内に置けばおしゃれですよね。上手に育てれば花を咲かすこともあるんですよ。とは言っても日の当たる窓辺に置いて、たまに水をあげる程度で大丈夫なんです。
多肉植物は、園芸初心者の方や、忙しい方にもぴったりだと思います。ぜひ、多肉植物を育ててみませんか?